2016年のプロ野球日本シリーズは、リーグ優勝チーム同士の対戦になりましたね。
北海道日本ハムVS広島東洋カープ。

日本ハムの大谷翔平投手は、ついにプロ野球史上最速165キロを記録。
今年は「男気」対「二刀流」と言われ、早くも盛り上がっています。

そして、こちらも昔の熱が復活しつつある大相撲。
カープ女子に負けない相撲女子(スー女)急増で、相撲人気は急上昇!

きょうは、ちょっとマニアックになるかもしれませんが、秋場所で優勝した豪栄道と大相撲について、熱く語りたいと思います。

豪栄道の名前の由来や強さの秘訣、そして結婚はしているのかなど、気になる情報を紹介しましょう。

ぜひ、ご覧ください!
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豪栄道のプロフィール

それでは最初に大関・豪栄道のプロフィールを簡潔に紹介しましょう。
生年月日:1986年4月6日
出身:大阪府寝屋川市
身長:183センチ
血液型:B型
得意技:寄り切り、押し出し、首投げ
好きなもの:格闘技観戦、漫画、牛肉

豪栄道

本名、澤井豪太郎さんは、小学1年の時から相撲を始めました。

市の相撲大会で優勝してしまう実力。
小学3年では早くもアマチュア相撲で高名な交野市の相撲道場で相撲の手ほどきを受けます。

かなり本格的ですね。

小学5年の時に全国大会で優勝し、「わんぱく横綱」の称号を贈られました。

寝屋川四中時代は、中3で体重80キロ。
「重い!」と思ったら、これは力士にしては中3でも軽量らしく、大きな相手に勝てずに初めて不調を経験します。

転機は名門埼玉栄高校に入学し、相撲道場に入ったことです。
埼玉栄高校は、相撲の全国優勝17回という素晴らしい実績のある高校。

澤井豪太郎選手は、30キロの増量に成功し、世界ジュニア相撲無差別級で見事優勝。

埼玉栄相撲道場の山田道紀監督の先輩である境川親方の境川部屋に、澤井豪太郎さんは入門します。

いよいよ角界入り、プロ入りです。

澤井は、序の口、序二段、三段目、幕下まではとんとん拍子に昇進。
しかし幕下で2場所連続3勝4敗と負け越し、テクニックではなく真っ向勝負のスタイルに変えました。

とにかくぶつかって前へ前へというスピードのある攻めで勝ち抜き、十両昇進。
幕下までは7日間の取り組みですが、十両からは一気に15日間になります。

澤井から豪栄道と四股名を改名し、快進撃。
いよいよ念願の幕内に昇進。

豪栄道は新入幕でいきなり11勝4敗の好成績で注目されます。
敢闘精神が光る相撲を取った力士に与えられる「敢闘賞」を初受賞。

関脇以下に与えられる三賞は、優勝の次に栄えある重賞です。

豪栄道は、上手い技が光る力士に与えられる「技能賞」を3回、横綱・大関に勝った力士から候補に選ばれる「殊勲賞」は5回。

そして敢闘賞は3回受賞しています。

大相撲は位が全ての厳しい世界で、先輩後輩は関係なく、前頭筆頭よりも小結が偉く、小結よりも関脇が偉いんです。

豪栄道も関脇に昇進し、さらに大横綱・朝青龍を破り大金星。
無数の座布団が宙に舞いました。

横綱が負けると、座布団が宙を舞うのは大相撲の伝統的な光景ですが、場内アナは「危険ですから座布団は投げないでください!」と叫んでいます。

本当は投げちゃいけないんです。

豪栄道は、関脇在位14場所という最高記録を持っています。

関脇は7勝8敗と負け越したら小結か前頭に落ちるので、14場所連続勝ち越したということになります。

でも「大関に上がれない」という意味もあるので、あまり褒められた記録でもないわけです。

2010年、2011年頃、大相撲にとって暗いトンネルを通るような苦しい状況が続いたのは記憶に新しいところ。

八百長問題や野球賭博問題で、大相撲そのものが存続の危機に陥るほど、大変な時でした。

そういう時代を乗り越え、2014年、豪栄道はついに大関昇進。

大関候補の力士の直近3場所の成績を見て、番付編成会議と理事会が、大関昇進を決めます。

しきたりを重んじる大相撲は、昔ながらの伝統を守ります。

それは関脇までとは違い、大関・横綱は別格とばかり、豪栄道と境川親方が待つ境川部屋に使者が走るのです。

厳かに、出来山理事と大鳴戸審判委員が、正座をして豪栄道と親方に「大関昇進」を伝えます。

豪栄道は、「謹んでお受けいたします。これからも大和魂を貫いて参ります」と口上を述べます。

この伝達式での口上は、ずっと残るので、親方と本人で相当熟慮するようですね。

大関に昇進してから、怪我との戦いに苦労します。
豪栄道は、怪我をしても「怪我をした」と言わないことで有名なんです。

言い訳しない大和魂ですが、負けが続くと、「なぜあんな弱い力士が大関に昇進したんだ」と批判の嵐。

怪我が原因なら仕方ないとファンも思うのですが、ただの不調だと厳しい目が向けられます。

それでも「怪我をしている」と言わない豪栄道。

ドクターストップで医師が親方に「豪栄道を休場させてください」と頼みますが、豪栄道は「出る」と。

新入幕の怪物・逸ノ城に完敗したり、苦しい土俵が続きます。

2016年1月場所は4勝11敗という悲惨な成績。
しかもライバル大関の琴奨菊がこの場所優勝し、一気に綱取りという話題で持ちきり。

次に綱取りと期待されたのが大関・稀勢の里。

どんどん先を越されていく現実に、豪栄道は「内心は悔しかった」と語っています。
3月場所は12勝3敗と優勝争いに加わる大関らしい成績でしたが、5月場所は9勝6敗、7月場所は7勝8敗と負け越し。

大関は2場所連続負け越しで関脇に陥落するので、今度負け越したら関脇に陥落する場所では、大関は「角番大関」と呼ばれます。

運命の2016年9月場所は角番で迎えた豪栄道。

優勝回数37回を誇る強過ぎる大横綱・白鵬が休場ということで、誰にでも優勝のチャンスが回って来た場所でもありました。
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豪栄道 初優勝が全勝優勝!

豪栄道自身は、負け越しの原因は怪我だとわかっているので、怪我さえ治れば強い豪栄道を見せられる自信があるんです。

まず怪我をしていないので思い切り稽古ができるし、動きの速さが違います。

豪栄道は無敗の白星街道を続け、7日目には7戦全勝で単独トップ。

それでも優勝は意識しないようにして、一番一番、目の前の相手に勝つことだけに集中します。

毎日毎日、自分の相撲を取るだけです。
「負ける気がしない」という強気の豪栄道は、横綱・大関も次々破り、無謀な首投げも見事に決まってしまう。

絶好調の時とはそういうものです。

そしてついに14日目。
全勝は豪栄道ただ一人で、一敗は人気力士・遠藤ただ一人。

豪栄道が勝てば千秋楽を待たずに14日目で優勝が決まります。

相手は前頭6枚目の玉鷲。

豪栄道は堂々の寄り切りで完勝!

長い長いトンネルを抜け、悲願の初優勝を成し遂げました。

大事なのは千秋楽。
大関・琴奨菊は全勝優勝を阻止する気満々の表情。

琴奨菊が有利な体勢になりヒヤッとしましたが、豪栄道は体を入れ替えて見事に寄りきり!

角番大関の全勝優勝は、大相撲史上初の快挙です。

テレビのアナウンサーや解説者、そして相撲ファンも、ことさらに「日本人力士が優勝した!」と盛り上がりますが、これはどうなのか。

あの八百長問題や賭博問題で大相撲存続の危機の時に土俵を守ったのは、モンゴル出身の白鵬です。

大相撲の連勝記録で史上最高は双葉山の69連勝。

連勝記録の場合、1度負けたら全部やり直しなので、まさに69連勝は前人未到の大記録で、誰も破ることはできません。

しかし白鵬は、63連勝まで行きました。
もしかして双葉山の記録を抜くかと思った時、63で連勝をストップさせたのが、稀勢の里でした。

その時の館内の凄まじい大歓声を聞き、白鵬は、「え、みんな双葉山の記録を破ることを応援していたんじゃないの?」と驚きます。

さらに、あれほど皆が歓喜雀躍したのは、連勝記録をストップさせたのが「日本人力士だったから」と聞いて、白鵬は激しく寂しい思いにかられました。

「日本のファンはそういうふうに相撲を見ているのか」と。

日本を愛し、日本の国技である大相撲に生涯を懸けて戦っているモンゴル力士・白鵬。

その白鵬の心情を思うと、「日本人力士が優勝した」「ついに日本人横綱誕生か」と、あまり日本人を強調したくないんです。

豪栄道 名前の由来と強さの秘訣

豪栄道の優勝インタビューで、感謝の言葉が多く聞かれました。

いろんな人に支えられて今日があるので、その人たちに恩返しができたと思います。おかげ様で優勝することができました

大相撲は、心・技・体の三つが揃った力士が優勝すると言われています。

今までの豪栄道の悪い癖は、押し切れないとすぐに引いてしまうことでした。

引き落としやはたき込みが決まればいいですが、引いたと同時に押されて負けるという最悪のパターンが目立ちました。

しかし優勝した秋場所は、とにかく引かないことを心に決め、前へ前へ諦めずに押し出し、寄り切る。

毎場所、NHKでは、優勝力士にデーモン閣下がインタビューをすることになっています。

デーモン閣下といえば、相撲に詳しいことで有名で、本人いわく江戸時代から相撲を観戦しているそうです。

デーモン閣下も「何しろ相撲の内容が良かった」「引かなかった」と絶賛。

豪栄道の過去5場所のデータは、「寄り切り・押し出し」が53%。

全勝優勝した秋場所は、「寄り切り・押し出し」が67%と明らかに前へ前へという相撲が取れていることを証明していますね。

実は、豪栄道の強さの秘訣と、「豪栄道」という名前の由来には密接な関係があるんです。

豪栄道といえば、大阪出身力士という印象が強いのですが、埼玉こそ第二の故郷。

「豪」は自分の豪太郎と境川親方の境川豪章から取りました。
「栄」は何と埼玉栄高校の栄です。
「道」は埼玉栄相撲道場の山田道紀監督から取った道です。

これほど報恩感謝の心を全身に漲らせて戦っている豪栄道は、まさに心・技・体が揃った強豪力士なんです。

優勝パレードでは、山田道紀監督を車に同乗させたんです。
これは異例のことですね。

来場所はいよいよ綱取りがかかり、優勝すれば横綱昇進もあり得ます。

豪栄道は結婚しているの?

芸能人とは違い、スポーツ選手の場合、年齢が若くても結婚していたり、子だくさんであることはよくある話。

でも豪栄道は30歳独身です。

好きなタイプの女性は、「落ち着きのある人」

力士の奥さんになるのは相当大変で、将来、豪栄道が親方になったら部屋の女将さんですからね。

部屋の力士の面倒を見なくてはいけません。

でも豪栄道は今一番注目されているので、相撲女子からもモテモテでしょう。

ちなみに有名な相撲女子を一部挙げますと。
ファッションモデルの市川紗椰さん、女優の蒼井優さん、AKB48の田名部生来さん。

乃木坂46の村松沙友理さん、元SKE48の松井玲奈さん。

タレントの山根千佳さんは行司の名前まで知っていますから恐れ入ります。

漫画家の能町みね子さんは「NHKニュースシブ5時」で大相撲の解説をしていますね。

女性ファン限定のイベントも頻繁に行われていて、遠藤にお姫様抱っこされたい女子は抽選で選ばれるほど殺到。

「満員御礼」の垂れ幕が15日間連続で出ることも珍しくないほど、相撲人気は復活の兆しを見せています。

まとめ

2016年7月場所、ちょっと面白いシーンが土俵上で見られたんです。
優勝は横綱・日馬富士。

毎回、内閣総理大臣杯があり、総理大臣が来ることもありますが、代理が多いですね。

内閣総理大臣杯は40.8キロと重いので、いつも必ず二人で持ち上げて優勝力士に渡すんです。

でもこの日は馳浩文科相が代理で内閣総理大臣杯を授与。

馳浩大臣は余裕の笑顔で軽々と総理大臣杯を一人で持ち上げ、館内は大歓声。

さすが元プロレスラー、なかなか見られない珍事でした。

相撲ファンとプロレスファンにしか楽しめないシーンと言われても返す言葉がありませんが・・・。

豪栄道が綱取りを目指す大相撲九州場所の初日は、2016年11月13日(日)です。