絶句するしかない衝撃作『去年の冬、きみと別れて』が上映中。

強過ぎる愛を貫いてしまった記者・耶雲恭介(岩田剛典)

狂気の写真家・木原坂雄大(斎藤工)

鍵を握る編集者・小林良樹(北村一輝)

運命に翻弄された3人の女・百合子(山本美月)、亜希子(土村芳)、朱里(浅見れいな)

「去年の冬きみと別れて、僕は、化物になった・・・・・・」

そして、本日紹介したい映画も究極のラブストーリーです。

東野圭吾原作『パラレルワールド・ラブストーリー』が待望の映画化!

2019年に公開です。

ここでは、映画のキャストとあらすじ、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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パワレルワールド・ラブストーリー 映画のあらすじは?

山手線と京浜東北線は、線路は違うが同じ方向に同じスピードで走ることがあるので、こちらから向こうの車両の中がよく見えます。

大学院在学中、敦賀崇史(つるが・たかし)は、いつも同じ時間、同じ車両に乗車していました。

いつの頃からか、向こうの車両に乗っている若い女性も、いつも同じ場所にいることに気づき、顔を覚えます。

魅力的な彼女。

名前も性格も境遇も分からないのに、ほとんどひと目惚れでした。

何度が目が合った気がするので、もしかして、彼女もこちらを見ているのではという、淡い期待を抱きます。

やがて崇史は就職し、もうこの電車に乗らないので、彼女の姿を見ることもなくなります。

バイテック社に勤務する敦賀崇史は、バーチャルリアリティやパラレルワールドを研究していました。

パラレルワールドは決してSFの世界ではなく、科学的に実在するか否かを大真面目に研究していました。

崇史の親友で同僚の三輪智彦(みわ・ともひこ)は、天才肌の研究者。

きょうは彼が彼女を紹介すると言うので、喫茶店で待ち合わせです。

智彦は、女性を連れて店に来ました。

「まさか・・・」絶句する崇史。

彼女は、電車の中から見た、あの彼女でした。

名前は、津野麻由子(つの・まゆこ)

パソコンショップで知り合った智彦と麻由子。

店員にも分からない専門的な質問をする麻由子の言葉を、簡単に理解できた智彦は、通訳するように店員を助けます。

同じ匂いを感じた智彦と麻由子は意気投合し、その後自然に付き合い始めたばかり。

内心複雑な心境を隠し、祝福する崇史でしたが、鏡で自分の顔を見ると、そこには嫉妬に胸を焦がす男の顔が映っていました。

朝、崇史は目を覚ましました。

キッチンからは朝食の香り。

崇史はワイシャツを着て、ネクタイを締めると、恋人が待つキッチンへ。

「おはよう」津野麻由子が明るい笑顔で挨拶します。

崇史は、恋人の麻由子と同棲していました。

朝から違和感を感じていた崇史は、その違和感の正体をつかめずにいたのです。

時折脳に浮かぶ映像。

喫茶店で乾杯しているシーンが浮かび、しかし、それ以上は思い出すことができません。

仕事は多忙で重責を任されていた崇史は、ある時ふと、親友の三輪智彦のことを思い出します。

中学からずっと一緒だったあれほどの大親友のことを、ずっと忘れていて久しぶりに思い出したことが、崇史はショックで、これにも違和感を覚えます。

再び脳に映像が。

智彦が、自分の恋人と言って紹介した女性は麻由子。

夢? 夢に決まっている、バカバカしいと、崇史は強引に記憶を打ち消します。

職場での昼休み「食事に行かないか」と智彦が誘います。

智彦の彼女である麻由子も崇史と同僚で、よく3人で昼食を食べます。

しかし、崇史は「ふっきらなければ」と苦悩していました。

親友の恋人を奪い取るわけにはいかない。

実らぬ恋なら早めに諦めたほうがいい。

ところが、夜寝る前、麻由子のことを熱く思っている自分を抑えられません。

崇史は、想像の中で麻由子を生まれたままの姿にして、ベッドの中で自分と結ばれるのです。

冷静さを取り戻し、心の中で親友を裏切った罪悪感に苛まれ、自分を責めます。

三輪智彦と津野麻由子が恋人で、敦賀崇史が片想いしている世界。

崇史と麻由子が恋人同士で同棲している世界。

二つの世界を交互に体験していた崇史でしたが、ある時、両方の記憶が混ざり、混乱します。

山手線と京浜東北線のように、交わるはずのない平行世界が混ざってしまった時、崇史は・・・・・・!?

胸を焦がす究極のラブ・ミステリーの幕が今、上がります。
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パラレルワールド・ラブストーリー キャストを紹介

では、映画のキャストを紹介しましょう。

敦賀崇史/玉森裕太

バイテック社に勤務する優秀な研究員。

電車の中から見てひと目惚れしてしまった麻由子は、親友の恋人。

「諦めなければ」という思いと「人を好きになって何が悪い」という二つの感情が交錯し、苦悩と葛藤の日々が続きます。

主演の玉森裕太さんは、映画の見どころを語っています。

「2つの異なる世界が同時進行するというミステリアスな設定と、男女の三角関係を描くリアルな部分の両面を持つ作品なので、僕自身も役の崇史と一緒にドキドキを味わいながら、パラレルワールドって一体何なのか? 体感しながら演じていきたいです」

津野麻由子/吉岡里帆

知性の高さと意志の強さを思わせる瞳、包容力と母性を感じさせる愛らしい唇。

崇史も智彦も、ほとんどひと目惚れするほど魅力的な女性研究員。

ヒロインの吉岡里帆さんは、麻由子について語ります。

「麻由子を演じる責任も感じています。毎カット毎カット慎重にぶつかって行こうと思っています。麻由子は2つの世界をまたいで登場し、心の記憶に引っかかりを感じさせる役どころが面白く『当たり前の現実なんてないんだ』と訴えかけるような役割も担っていると思います」

三輪智彦/染谷将太

崇史と麻由子と同じバイテック社に勤務する天才肌の研究員。

友情と愛情と研究の狭間で悩みながらも、研究を第一に選ぼうとする智彦。

染谷将太さんは、作品への熱い思いを語っています。

「脳という宇宙のような壮大な世界の中で起きる唯一無二のラブストーリー。その中で智彦という魅力あふれる役で生きられることに感謝しています」

3人とも全員初共演です。

パラレルワールド・ラブストーリー 映画の見どころは?

原作は最後の最後まで読まないと謎解きができないミステリーです。

山手線と京浜東北線のように、本来パラレルワールドという異なる平行世界が交わることはないはずです。

しかし、この映画『パラレルワールド・ラブストーリー』はSFではありません。

現実の世界の中で起こるラブストーリーです。

序盤から謎の伏線が張り巡らされ、その謎が解かれるまで目を離せません。

色々と答えを想像しながら、登場人物の苦悩や葛藤を感じながら観る映画だけに、全く飽きることがないでしょう。

人間の記憶が曖昧だということは、多くの人が実際に体験していることです。

また、朝起きた時に、しばらく「今見たのは現実なのか夢なのか」と考えてしまうほどリアルな夢を見ることもあるでしょう。

「脳」という小宇宙の壮大さを改めて痛感するのも、この作品の見どころです。

『リバース』『重要参考人探偵』の演技がまだ記憶に新しい玉森裕太さん演じる敦賀崇史は、友情と愛情を天秤にかけて苦悩します。

心の中の葛藤シーンをどう演じ切るか楽しみですね。

『ごめん、愛してる』『きみが心に棲みついた』そして『パラレルワールド・ラブストーリー』と三角関係のヒロインが続く吉岡里帆さん。

『ごめん、愛してる』では長瀬智也さんと坂口健太郎さん。

『きみが心に棲みついた』では桐谷健太さんと向井理さん。

そして今作では玉森裕太さんと染谷将太さん。

女性ファンから羨ましがられそうですが、今作の津野麻由子が、全ての謎解きの鍵を握っているだけに、本当に難しい役です。

観劇中に、今、自分が当たり前と思っている過去の記憶が「本当なのか」と思い始めたら、ホラー要素のある映画にもなり得ますね。

映画『空海-KU-KAI-美しき王妃の謎』で主演の染谷将太さん。

相変わらず難しい役を演じる演技派ですが、今作の三輪智彦は天才肌の研究者。

玉森裕太さんと恋敵の役ですが、本心を隠してギクシャクしていく友人関係の変化も見ものですね。

メガホンをとる森義隆監督はキャストについて「危ういアンバランスと不思議な緊張感を孕んだ面白い組み合わせの3人」と語りました。

パラレルワールド・ラブストーリー 原作ネタバレ

では、ここからが原作ネタバレです。

結末まで書いているので、予備知識なしに映画を観たい人は、読まないことをオススメします。

敦賀崇史が時折見る映像は、過去に見た夢なのか、それとも実際の記憶なのか。

混乱しはじめたある日、テニスサークルで一緒だった女友達の夏江に会います。

智彦と麻由子を知っている夏江が、あっさりと智彦と麻由子は恋人同士だと断言しました。

そんなはずはない・・・と言い切る自信を失っていた崇史は、衝撃を受けます。

やはり、智彦と麻由子が恋人同士で、片想いをしている崇史という記憶が、本当なのか。

しかし、今は麻由子と同棲している。

智彦と麻由子がどう別れて、どういう経緯で崇史と麻由子が同棲まで行ったのか、その記憶を全く思い出せないというのは、おかしな話です。

ヒントを掴んだのはパーティーの席上でした。

後輩の研究員・篠崎は広島で生まれ育ったのに、出身中学は東京だと言います。

冗談を言っている顔つきではないことから、崇史は「記憶改編」というキーワードが浮かびます。

「おまえは広島出身だろ」と幼馴染から指摘された篠崎は混乱し、卒倒。

智彦と麻由子が事情を知っているかのように血相変えて篠崎を運び込みます。

崇史も、何者かに実験台にされて「記憶改編」すなわち、記憶を書き換えられたとしたら?

崇史は思索し、物理的証拠を探しに動き回ります。

例えば、誤魔化しようがない物的証拠とえいば、過去の写真です。

ディズニーランドで撮影した麻由子の写真。

一人で写っているということは、撮ったのは智彦?

崇史は、麻由子とディズニーランドへ行ったことがありません。

その後、篠崎は退社しましたが、恋人も家族も会っていないので、完全に行方不明です。

さらに、智彦もアメリカ本社へ栄転と言いながら、全く連絡が取れず行方不明。

いよいよ過去の記憶を断片的に取り戻した崇史が、麻由子を質問攻めにすると、麻由子も崇史の部屋から黙って出ていきました。

もしも「俺の記憶を書き換えられたかもしれない」と他人に話せば、100%心の病の類にかかったと誤解されてしまうので、崇史は孤軍奮闘が続きます。

篠崎の恋人の雅美や、社内で唯一信用できる景子の協力を得て、ついに辿り着いた真実。

「答え」を目の当たりにし、全ての記憶が蘇った崇史でしたが、衝撃の真実に戦慄します。

「俺が智彦を殺したんだ」

ただ、唯一の救いは、麻由子の崇史への恋心だけは、嘘ではなかったこと。

「一つ聞いておきたい」と崇史。

「何?」麻由子が見つめます。

「あの時君は、向こうの電車から、俺のことを見ていたんだろ?」

「・・・見ていたわ」

まとめ

原作では、崇史と麻由子のラブシーンというか、禁断のベッドシーンがあります。

ついに一線を超えて、それぞれ「親友」と「彼氏」を裏切ってしまった二人。

吉岡里帆さんは、まじめで純情なイメージとは裏腹に、グラビアではかなりきわどく攻めているので、そういうシーンも大丈夫でしょう。

玉森裕太ファンは気が気ではないかもしれませんが、ラブシーンにも期待。

そして、崇史、麻由子、智彦の3人以外にも重要な登場人物がたくさんいるので、追加キャストを楽しみに待ちたいと思います。