欲望と焦燥に生きる若者たちの暴走を描いた『リバーズ・エッジ』が2018年2月16日に公開。

「若草さん、今晩ヒマ? 僕の秘密の宝物、教えてあげる」

山田(吉沢亮)と若草ハルナ(二階堂ふみ)の友情とはまた違った歪んだ結びつき。

『リバーズ・エッジ』は第68回ベルリン国際映画祭のパノラマ部門のオープニング作品に選ばれました。

そして、本日紹介したい映画も、吉沢亮主演の『ママレード・ボーイ

あり得ない設定の青春ラブストーリーです。

映画は2018年4月27日(金)に公開します。

ここでは、映画のキャストとあらすじ、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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ママレード・ボーイ 映画のあらすじは?

原作は、90年代に連載していた吉住渉さんのコミックで、累計1000万部超の大ヒット作品です。

小石川光希(こいしかわ・みき)は高校3年生。

母に呼ばれ、両親と紅茶を飲みながら話します。

「あのね光希(みき)、驚かないで聞いてほしいんだけど」

母の留美があり得ないことを笑顔で言います。

「私たち離婚しようと思うの」

母の隣にすわっている父・仁もニコニコしているので余計に現実味がありません。

「な・・・なにそれ! どういうこと?」

昨日の出来事を、光希は学校で、親友の茗子(めいこ)に怒りながら話します。

茗子も驚き「にっこり笑って離婚しようと思うの? それは凄い」

「凄過ぎるよ。文末にハートマークまでついてるんだよ。もう信じらんない」

「でもどうして? 光希んとこのご両親すっごく仲良かったじゃない。確かこないだも光希ほっぽって2人で旅行に行ったとか」

その旅行で松浦夫妻と知り合ったというのです。

再び昨日の家での回想。

「松浦? 誰よそれ」

怒りと驚きの娘をよそに、母は笑顔で話します。

旅行先で同じツアーだった松浦夫妻と、4人とも同年代で意気投合。

行動を共にしているうちに、父の仁は奥さんの松浦千弥子と、母の留美は夫の松浦要士と、恋に落ちてしまった。

茫然自失の光希は、両親の話について行けない。

「こ・・・こい?」

「で、4人で色々話し合った結果、パートナーを交換して再婚しようってことになったんだ」と明るく報告する父。

顔面蒼白の光希。

「嘘でしょ、聞いたことないよ、そんな話」

「まあ、あんまり前例はないかもな」

「でも事実なのよ」

決して夫婦仲が悪くなったわけではないが、私たちは結婚前から親友みたいなノリで、今は完全に家族愛になってしまった。

片方だけ愛人ができれば、不倫になって良くないけど、今回は両方同時に恋に落ちたので、問題ない。

平然と喋る両親の話を震えながら聞いていた光希は、叫ぶ。

「冗談はやめて! 正気に戻ってよ!!」

「光希、久々に感じたときめきを大切にしたいの。だからお願い、許してね」

「これが許せるかってーの!!」

光希と茗子が話しているところへ、中学からの同級生の須王銀太が来ます。

光希と銀太は共にテニス部の仲間。

「クラブ出ないのかよ?」

「銀太、ちょっと今日家庭の事情で出られないんだ。キャプテンにそう言っといて」

「家庭の事情?」

家庭の事情とは、松浦夫妻との会食です。

とても人に言えることではありません。

社会常識から外れたマネをする大人たちを黙って見過ごすわけにはいきません。

光希は拳を握り締めて「断固阻止!!」

「これが娘の光希です」

母の留美は、松浦要士と千弥子夫妻に光希を紹介します。

「よろしくね光希ちゃん」

「初めまして」

松浦夫妻の第一印象は、優しそうでまともな人たちに見える。

「あの、まだ信じられないんですけど、本当にうちの両親と相手とっかえ再婚するつもりですか?」

「そうよ」とニコニコする松浦夫妻。

光希は思わず後ろを振り向きカメラ目線。

(やっぱりまともじゃない)と汗。

「遊くんは?」

「学校から直接来るって」

(ゆうくん・・・?)

松浦夫妻にも、光希と同じ年の息子がいました。

(良かった。ひとりでも味方がいれば心強いもんね。よーし、その子と一緒に断固反対して)

すると、息子の遊が来ました。

「ごめん、遅れた?」

光希は遊を見て赤面しながら硬直。

(彼が、遊くん? か・・・カッコイイ!!)

光希と遊の運命の出会い。

しかし、パートナー交換再婚に賛成するわけには断固いかない光希。

あり得ない設定の青春ラブストーリーの幕開けです。
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ママレード・ボーイ キャストを紹介

では、映画のキャストを紹介しましょう。

小石川光希/桜井日奈子

ピュアで勝気な桐稜高校3年生。

ファンキーな家族に翻弄され、恋に悩むシャイで一途な女子高生。

血の繋がりはない兄弟?の遊と急接近!

映画初ヒロインの桜井日奈子さんは、意気込みを語っています。

「私が映画のヒロイン? 本当のことなんだろうかとまだ実感できていないのが正直な気持ちです。20年以上も前の作品を現代でどう表現するのか、光希の髪型や服装がどうなるのか、今からワクワクしています」

松浦遊/吉沢亮

両親の再婚計画により、光希と同じ高校に通うことになった高校3年生。

クールな面と明るい面を持ち、光希を余裕でからかうが、恋心あり?

主演の吉沢亮さんは、コミックの映画化は何本も経験済み。

「今までにも少女漫画の原作の作品には出させて頂いたことがありますが、お調子者の三枚目キャラや根暗な役など、あまりカッコ良くない役が多かったので、今回のようなドストレートな二枚目は初めてです」

秋月茗子/優希美青

光希の親友で、高校の同級生。

両親は不仲で、両親とも不倫をしている状況。

ファンキーでハチャメチャでも光希の両親を羨ましく感じます。

須王銀太/佐藤大樹

光希の中学の時からの同級生で、桐稜高校テニス部のエース。

中学時代、光希のほうから告白するも、銀太は断ってしまいます。

その後も仲良しの関係は変わりなし。


そして、光希を翻弄する4人。

光希は4人のことを「異常家族」「両親S(りょうしんず)」などと呼んでいます。

銀行員の光希の父・小石川仁(筒井道隆)

化粧品メーカー勤務の光希の母・留美(壇れい)

商社勤務の遊の父・松浦要士(谷原章介)

洋酒メーカー勤務の遊の母・千弥子(中山美穂)

この4人は、同年代と全員初共演にこだわり、選ばれました。

ママレード・ボーイ 映画の見どころは?

では、映画の見どころを見ていきましょう。

廣木隆一監督は、思春期の男女が純粋な気持ちで人を好きになるということが、どんなことかを描きたかったと語っています。

映画初ヒロインの桜井日奈子さんは、ドラマでも活躍。

『そして、誰もいなくなった』(2016年・日本テレビ)では、正体不明のミステリアスな美少女を熱演。

『THE LAST COP/ラストコップ』では、天真爛漫な女性警察官。

竹内涼真さんに何度アプローチされても肘鉄を食らわす贅沢?な役。

CMでも大活躍で、今作『ママレード・ボーイ』も、プロデューサーがCMに出ている桜井日奈子さんを見て「一緒に仕事がしたい」と起用。

高校生といえば立派な大人。

両親の都合で同じ家で暮らすことになってしまった光希と遊。

特に光希のドキドキ、ワクワク感が映画の見どころの一つですね。

桜井日奈子さんが、ピュアな光希をどう演じ切るか楽しみです。

そして、クールな遊を演じる吉沢亮さんは、意外にも二枚目役は初めて?

今作『ママレード・ボーイ』では、桜井日奈子さんと吉沢亮さんのキスシーンがあります。

光希と遊と銀太の三角関係も見どころですね。

銀太を演じるのはEXILEの佐藤大樹さん。

テニス部のエースということで、ダンサーとしての身体能力を活かし、テニスを猛練習。

佐藤大樹さんのテニスをするシーンにも注目です。

茗子役は、ヒロインを食いそうな高評価の優希美青さん。

廣木隆一監督からも「感性と反応がとても純粋」と言われ、原作者の吉住渉さんからも「落ち着いた雰囲気が茗子っぽい」と。

優希美青さんの演技力にも注目ですね。

4人の両親Sも凄い顔ぶれが集まりました。

青春ラブストーリーは、だいたい家族は脇役ですが、今回は家族が前面に出てくる重要な役というのが特徴ですね。

突拍子もない両親Sですが、90年代に青春時代を送った4人というのも、意味のある設定です。

等身大の女子高生の恋愛を描く胸キュン恋愛物語。

思春期の異性の同居、ツンデレ彼氏、三角関係。

惹かれ合うふたり、引き裂かれる恋。

リアルでファンタジーな不思議なラブストーリーです。

ママレード・ボーイ 原作ネタバレ

原作は90年代の作品なので、映画は現代風にアレンジした設定になるでしょう。

会食会で出会った松浦夫妻の息子・遊は、超イケメン!

顔を紅潮させて遊に見とれる光希は、

(ヤダ、こんな子と知り合いになるなんて、もしかしてすっごくラッキー・・・)

しかし、首をぶんぶん左右に振り、目的を思い出します。

(何考えてんの。あたしってば、そーゆー場合じゃなくて、今やらなきゃいけないことは)

「あの、はっきり言わせてもらいますけど、あたしは反対です」

4人は「なぜ?」と不思議がる表情で一斉に光希を見つめる。

「だって、こんなのメチャクチャ過ぎます。親戚の人たちだって許すはず・・・」

ところが、親戚にはもう話してあり、見放されているらしく、ノータッチ。

「世間体ってもんが・・・」

「大切なのは私たちの気持ちでしょ」とあっさり反論する母の留美。

バン! テーブルを叩いて怒る光希。

「それじゃ、あたしと遊君の気持ちはどうなのよ!」

「オレは構わないよ」と平然とスープを口にする遊。

周りに味方はゼロ?

「あんた、何とも思わないの!?」

「本人たちが納得してんなら、いいんじゃねえの」

(こ・・・こいつ、変!)

「つまり、反対してんの、光希だけなのよねえ」

今度は涙を流して力説する光希。

パパとママのどちらかと別れるなんてできない。

「心配することないわよ。私たち、広い家を借りて6人一緒に住もうと思ってるのよ」

4人とも笑顔でピースサイン。

ショックのあまりよろめく光希。

「そんなバカな・・・」

多勢に無勢、光希が折れて、4人は喝采。

遊と一緒に暮らすことになってしまった光希。

しかし、ここからがラブストーリーの始まりです。

そして、両親Sの4人の嘘も、そのうち明かされます。

まとめ

映画『ママレード・ボーイ』の主題歌が決定。

この映画のためにGReeeeNが書き下ろした『恋』

廣木隆一監督も、エンドロールでこの歌を聴いてしまったら感涙必至と太鼓判を押す感動的なメロディです。

光希は両親Sと遊に翻弄されますが、本当にピュアで一生懸命で魅力的なヒロイン。

可憐な桜井日奈子さんは間違いなく適役です。