まさかの展開の『ブラックリベンジ』(日本テレビ・木曜23時59分)

愛する夫の圭吾(高橋光臣)を捏造記事で死に追いやった週刊星流。

妻の沙織(木村多江)は次々に復讐を遂げていったが、まさかの事実が発覚。

圭吾と実の妹の綾子(中村映里子)が不倫していました。

「今までの復讐はいったい何だったのか!?」と沙織はショックで立ち直れません。

今後どうなるのでしょうか?

そして、本日紹介する映画も雑誌の編集長が主人公のブラック過ぎる作品です。

素敵なダイナマイトスキャンダル』が2018年3月17日(土)に全国公開!

ここでは、映画のキャストとあらすじ、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
スポンサーリンク

素敵なダイナマイトスキャンダル 映画のあらすじは?

欲望が飛び交う商業主義の世界で奮闘する末井昭(すえい・あきら)の波乱万丈青春グラフティ。

昭は、高校を卒業して大坂の工場に就職しますが、すぐに辞めてしまいます。

それから職を転々とし、ついに天職と出会います。

友人のカメラマンのツテで雑誌編集の仕事を始めたのです。

昭が携わる雑誌はスキャンダラスな内容ですが、ここで才能が開花。

実力が認められて編集長となりました。

しかし、警察が来て厳しい警告。

「お(ピー)が36箇所!」

猥褻文書図画販売容疑などで警察に呼ばれます。

刑事の諸橋係長は、昭に呆れた顔で、

「いい年した息子がこんな(ピー)な雑誌で食って」

母親が気の毒というか、恥ずかしいというか・・・。

昭は「ウチの母親ですか?」

実は昭には、一生忘れることができない出来事がありました。

「芸術は爆発だと言った人がいます。しかし、僕の場合はお母さんが爆発でした」

昭が子供の頃、母は隣家の若い男と不倫の末、ダイナマイトで心中。

少年時代にあり得ない悲劇を経験した昭。

普通に生きていくことが難しかった昭は、普通の人とは違う発想で稀代の編集長と呼ばれるようになります。

ひょうひょうとしながらも軸がブレない末井昭。

驚きとシンプルな興奮の連続。

今の時代だからこそ放たれた濃密にして妥協なき攻めの映画です。

素敵なダイナマイトスキャンダル キャストを紹介

では、映画のキャストを紹介しましょう。

末井昭/柄本佑

少年時代に母親を亡くし、父と暮らしていた昭。

大人になって雑誌編集の仕事で才能が開花し、編集長に。

しかし攻め過ぎた内容で警察に目をつけられます。

主演の柄本佑さんは、今作が笑える喜劇と強調?

「撮影中はとても充実した時間を過ごしたのですが、家に帰るとドッと疲れたのを記憶しています。紛れもなく笑い疲れです」

末井昭の妻・牧子(前田敦子)

昭の愛人・笛子(三浦透子)

昭の同志・近松(峯田和伸)

警察官の諸橋係長(重松豊)

昭の父・重吉(村上淳)

ダイナマイトな母・富子(尾野真千子)
スポンサーリンク

素敵なダイナマイトスキャンダル 映画の見どころは?

では、映画の見どころを見ていきましょう。

原作は末井昭著『素敵なダイナマイトスキャンダル』

監督・脚本は富永昌敬さん。

映画のポスターは柄本佑さんの女装姿ですが、ずっとその格好でいるわけではないのでご安心を。

主人公の昭は、発想がダイナマイトなだけではなく、仕事の進め方や企画の立て方、人脈づくりにも長けていました。

やはり編集長を任されるくらいだから才能があったのです。

奇抜なアイデアだけでは認められません。

雑誌の内容が攻め過ぎのため、警察との攻防も見ものです。

表現の自由と掲載禁止事項は、今の時代でも白熱した議論が展開されるテーマですね。

ネットがこれだけ普及している現代では、何も雑誌編集者だけの問題ではないので、他人事ではありません。

今作『素敵なダイナマイトスキャンダル』が、映画を通してどのようなメッセージを発信するのかも見どころの一つです。

個性的なキャストが集まりました。

『追憶』で名脇役ぶりを見せた柄本佑さんは、今作は堂々の主役です。

ひょうひょうとした主人公の末井昭は、適役な気がしますね。

いつもは映画でヒロインを演じる尾野真千子さんは、今作ではダイナマイトな母。

「実話とは思えない」と語る尾野真千子さんですが、皆も同じ思いでしょう。

昭が無名な貧乏時代から心の支えだった妻の牧子に前田敦子さん。

『民衆の敵』では色気と若さと機転が武器の市議会議員を演じる前田敦子さん。

今作の牧子は包容力のある自立した女性です。

しかし昭は、献身的な妻を裏切り、愛人をつくってしまうというところが何とも・・・。

その愛人役の三浦透子さんに注目です。

愛人の笛子は不思議な魅力を持った女性で、三浦透子さんの体当り演技が楽しみですね。

昭と一緒に仕事をしていた同志の近松役に峯田和伸さん。

銀杏BOYSの峯田和伸さんは、NHK連続テレビ小説『ひよっこ』でみね子(有村架純)の叔父役で出演していました。

「俺は笑って生きるって決めたんだ」と言いながら号泣したり、夜空に向かって「ビートルズ!」と叫んだり、いわゆる変な叔父さんです。

今作も危ない性格の役を演じる模様。

峯田和伸さんのコメントは(ピー)だらけでとても掲載できません。

『アウトレイジ最終章』と同様、今作でも刑事役の重松豊さん。

監督から「特定の地の方言ではない喋り方」という難しい注文を受けた重松豊さんの結論は「テキトーな感じで演じたいと思います」

昭を度々署に呼び出す諸橋係長。

柄本佑さんと重松豊さんのやりとりが楽しみですね。

親子共々知っている重松豊さんは、柄本明さんと佑さんを「ダイナマイトな親子」と。

名優の父に迫る柄本佑さんの演技力に期待ですね。

素敵なダイナマイトスキャンダル 原作ネタバレ

では、ここからが原作ネタバレです。

昔から親交があった南伸坊さんは、末井昭さんのことを「茫洋とした人物。正直わからない。評価できない男」と語っています。

昭が幼い頃、父は鉱山で働いていて、よくダイナマイトを家に持ち帰っていました。

箱の中にダイナマイトがたくさんあり、何に使うかというと、喧嘩です。

昭を背負ったまま喧嘩をしたこともあります。

凶器を持っている相手にダイナマイトを見せて脅したり、父も普通ではないです。

村には警察署がなく、駐在所はありますが誰もいませんでした。

父が働きに出ると、若い男が何人も家に来るのを不思議に思っていた昭。

いつも優しい母は、男が来ると昭と弟を家の外に出します。

母は服も派手で贅沢三昧のため、家は貧乏でした。

母の浮気がバレて父と母は毎日夫婦喧嘩。

茶碗が飛ぶのはまだ良かったのですが、火鉢まで飛ぶことがあるので、昭と弟は部屋の隅でじっとしているしかありません。

ある日、大喧嘩したあと、母が家に帰って来なくなったので、父は町の警察署に捜索願を出しました。

昭が学校へ通学した時です。

学校の先生に「すぐに家に戻りなさい」と深刻な表情で言われます。

帰宅すると、家には大勢の人がいました。

山のほうにも警察官や大勢の村の男たち。

母は山で、10歳も年下の男と心中しました。

そんな信じ難い悲劇を経験した昭は、高校を卒業して働き始め、やがて上京。

以前から絵の勉強をしていた昭はグラフィックデザイナーを目指し、デザインの専門学校へ入学するお金を貯めます。

朝は4時に起きて牛乳配達をして、昼は工場で働き、夜は目覚まし時計の組み立ての内職。

この頃は三畳一間の部屋に下宿していました。

ある寒い夜、その家の娘さんが昭に「こっちの部屋来ない。コタツあるから」と優しく声をかけてくれました。

その娘が、後に結婚する妻です。

苦労して貯めたお金でようやく入学した専門学校でしたが、学生運動の大波に飲まれ、ろくに勉強できないまま学校は封鎖。

その後、得意の絵を活かしてキャバレーの看板やチラシなどを頼まれるようになり、池袋、上野、蒲田、五反田と多くの店で仕事をしました。

実戦で磨きをかけたレイアウトやデザインの技術は、後に雑誌編集の仕事に就く時にも発揮されるのです。

夜の店で働く女性たちと身近に接していた経験も、スキャンダラスな雑誌編集の役に立ったことでしょう。

まとめ

主人公の末井昭は、自由な夢を持った自由な男。

母親が尾野真千子さん、奥さんが前田敦子さん、愛人が三浦透子さん。

撮影を終え、改めて「驚くほど贅沢だった」役と気づいた柄本佑さん。

「今さらかっ!」とツッコミたくなりますね。

このひょうひょうとしたところが、やはり末井昭役にぴったりです。

どんな映画になるのか、どんな展開になるのか、まるで想像がつきません。