フジテレビ火曜よる9時から放送の『明日の約束』は緊迫感のあるストーリーです。

1Bの生徒の死の原因はクラスのいじめかバスケ部のいじめか。

バスケ部員の沢井勝(渡邉剣)は自分たちのせいかもしれないと動揺します。

しかし、スクールカウンセラーの日向(井上真央)だけは「毒親」が原因と考え、そして誰にも言えません。

日向自身が毒親でずっと苦悩しているからこそ見抜けたのです。

『明日の約束』で真相の鍵を握る役の渡邉剣さんが、来春映画で初主演!

2018年2月24日(土)に公開される映画『花は咲くか』は渡邉剣さんが主演を務めます。

ここでは映画のキャストとあらすじ、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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花は咲くか 映画のあらすじは?

毎日仕事で過労気味の桜井和明(さくらい・かずあき)は、広告代理店で働いている会社員。

残業を強いられているわけではなく、仕事熱心な桜井は、自発的に業務に没頭し、いつも帰宅は夜遅くなります。

疲れ切った体で電車から下り、家に帰ってからも仕事をするための資料を抱えて家に向かいます。

後ろから、よそ見をしながらジュースを飲んでいる19歳の美大生・水川蓉一(みながわ・よういち)が来ます。

「だあああああ!」

思い切りぶつかり、桜井和明の資料とシャツがジュースでびしょ濡れ。

「うわあ、資料が! シャツも、何か拭くものない?」

「すみません」

無表情で立って見ているだけの青年に、桜井は怒ります。

「おい、少しは手伝えよ、拾うとか」

「大きい声出さないでください。ちゃんと謝ってるじゃないですか」

(何だよこいつ?)

「そっちからぶつかって来たんだろ。前ぐらいちゃんと見て歩けよ」

桜井はびしょ濡れになってしまった資料を見せて怒りが治まりません。

「ああ、これ取り寄せるの時間かかったのに」

「じゃあ俺んち来ます?」

「え?」

「俺も持ってるから交換しましょう。それなら文句ないでしょ」

さっさと歩き出す水川蓉一に、まだ誰も行くとは言っていないと怒りながら後を付いていく桜井和明。

蓉一の家は驚くほど大きく広い家でした。

ずっと年下なのに上から目線の蓉一に苛立つ桜井和明。

絵を描くことにしか興味がない美大生の水川蓉一。

不思議な出会い方から始まる二人の物語。

友情とはまた違った微妙な感情と戸惑う心を、絵画を描くように美しく描いていくヒューマンストーリーです。

花は咲くか キャストを紹介

では、映画のキャストを紹介しましょう。

水川蓉一/渡邉剣

絵を描くことしか興味がなさそうな19歳の美大生。

あまり人と話さず、感情を表に出しません。

年上の男性の桜井和明に徐々に惹かれていきます。

主演の渡邉剣さんは、初めての難役に挑む気持ちを語っています。

「蓉一と自分がどこか重なる部分がありました。この作品の肝となる『好き』ということを表現する際に、自分自身が初めて恋をした時を思い出しながら演じました」

桜井和明/天野浩成

広告代理店に勤める37歳のサラリーマン。

やや短気な性格の桜井は、冷静沈着な蓉一にイライラしますが、偶然の再会からどんどん親しい関係に。

何人もの女性と付き合った経験のある桜井和明が、人生で初めて感じる不思議な心に戸惑います。

天野浩成さんも、難役に挑む意気込みを語ります。

「戸惑いもありましたが、30代の最後の歳、自分のできる限りの芝居を精一杯演じたいと思っていたタイミングでの出会いでした。登場人物それぞれにとても素直に心を動かされる作品なので、桜井和明役を自分が演じたいと思いました」

花は咲くか 映画の見どころは?

では、映画の見どころを見ていきましょう。

日高ショーコさん原作の『花は咲くか』は、単行本全5巻の累計が35万部超の人気コミックです。

映画の監督は谷本佳織さん、脚本は高橋ナツコさん。

女性目線で描く男性心理が見どころの一つです。

今回難役に挑む主演の渡邉剣(わたなべ・つるぎ)さんは、1996年7月16日生まれの福岡県出身。

『動物戦隊ジュウオウジャー』(2016年・テレビ朝日)で、タスク/ジュウオウエレファントを演じました。

『明日の約束』(2017年・フジテレビ)では生徒でバスケ部員の沢井勝を熱演。

渡邉剣さんは監督とよく相談して、役柄のすり合わせをするタイプの俳優です。

今作『花は咲くか』は、恋するドキドキ感や純粋で素直な心をどう表現するか、本当に難しい役だったようですね。

桜井和明を演じる天野浩成(あまの・こうせい)さんも同じ難役に挑みます。

面白いことに天野浩成さんもヒーローもの出身。

『仮面ライダー剣』(2004-2005年・テレビ朝日)で、橘朔也/仮面ライダーギャレンを演じました。

天野浩成さんは、1978年4月9日生まれ、愛知県出身のベテラン俳優。

男性同士が惹かれ合うストーリーをこの年齢でやるとは、最初は戸惑いましたが、原作を読んで凄く面白かったので一気にやる気満々に。

谷本佳織監督は、主人公の水川蓉一が絵を描く美大生なので、撮影も色を重ねていくように、登場人物の感情を重ねていく気持ちで撮りました。

美術やロケーションも美しい絵画を描くイメージで、とことんこだわりました。

たくさんの人に愛されている原作の魅力を、スクリーンでどこまで再現できるか勝負です。
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花は咲くか 原作ネタバレ

では、ここからが原作ネタバレです。

水川蓉一に資料とシャツをびしょ濡れにされ、蓉一の家へ行く桜井和明。

虫の声が聞こえる静かな場所で、まるで森の中にある家のよう。

桜井は広い部屋に通され、蓉一は資料を取りに行きます。

桜井は家の中を興味津々の顔で歩き回り「広いな。内部はキレイだけど」

蓉一が戻って来ました。

「家の者に迷惑なので、勝手に歩き回らないでください」

「いや、この家、立派だなあと思って」

「はい、これ同じですよね」蓉一は資料の雑誌を桜井に渡します。

蓉一は、器用に濡らしたシャツも洗って乾かしてから桜井に返しました。

「あ、ありがとう、悪いね、何から何まで」

「礼はいいですよ。くだらないことをいつまでもグチグチ言われるの嫌いなんです」

どうも、いちいち、この青年はカチンと来る言い回しだと桜井は内心穏やかではありません。

「本も交換したし、シャツも洗ったし、これでもう文句ないですよね」

(何なんだよ、このかわいくないガキは!)

落ち着け、相手は若いんだ、平常心、平常心と桜井は自分に言い聞かせ、大人の振る舞い。

「まあ、俺も悪かったよ」

「そうですね」

耐え切れずに「君なあ!!」と怒鳴りかけたところで住人が登場。

菖太という蓉一と同じくらいの年齢の青年で、この家に下宿しているようです。

桜井和明は、この家が気に入り、家について感動の面持ちで一生懸命喋っていましたが、蓉一は無表情で一言。

「もう帰ったらどうですか?」

必死に怒りを抑えた桜井は「そうですね」と言って帰りました。

桜井和明は、結局徹夜になってしまい、翌日は職場で皆に「顔色が悪い」と心配されました。

本人も自覚症状があり、頭痛もするし胃が痛い状態。

「大丈夫ですか、過労ですよ」と心配する後輩の井上に後は任せて、桜井は早めに帰ります。

しかし、電車を下りたところで倒れてしまいました。

近くにいたのが偶然にも昨夜出会った菖太。

菖太は、桜井を蓉一の家に運び込みます。

目が覚めた桜井の目の前にいたのは蓉一。

「え?」

駅の近くで倒れて、ここへ運び込まれ、ずっと蓉一が看病していたようです。

熱があるようで、蓉一が桜井の額に手を当てます。

(冷たい手・・・優しい手・・・)

これほど深い眠りについたのは久しぶりです。

しかし、外が明るい気がすると時計を見ると、午前11時!

桜井はガバッと掛布団を剥いで起き上がり「遅刻!!」と絶叫。

「あ、それなら大丈夫」と菖太が言います。「熱があってぶっ倒れてるから行けませんて井上って男の人に言っておきました」

昨日具合の悪い姿を見ている井上はすぐに承諾したようです。

「ちなみに弟ってことにしといたから」とあっさり笑う菖太。

「弟いない」

「まずかった?」

桜井からも直接会社の井上に電話をかけました。

そこへ、蓉一が帰宅し、薬と食べ物を桜井に渡します。

「ありがとう」

「別にお礼を言われるようなことはしてないです。熱で倒れた人を放っておけないでしょ」

「えーとね、ようちゃん。世話になったし、この間も悪かったけど、君の言い方、なんかカンに触るぞ。そう言われるだろ?」

「言われたことないです。桜井さんよりも大人としか付き合いないから」

トドメ級にカチンと来る言葉炸裂。

「ほんとに・・・」

しかし、頭に血が上り、熱が40度まで急上昇して卒倒する桜井和明。

再び布団の上へ連れて行かれました。

まとめ

渡邉剣さんは、マネージャーから「とりあえず読んでみて」と『花は咲くか』の台本を渡された時「BL?」と普段読まないジャンルなので苦笑。

しかし、とても綺麗で純粋な物語なのですんなり入り込めました。

撮影では、水川蓉一に完全に成り切っていたので、周囲が思うほど大変な難役ではなかったようですね。

まだ主演が決まっていない段階の時に、渡邉剣さんは「蓉一がやりたい」と言い、天野浩成さんは「桜井和明を演じたい」と言っていたそうです。

ちなみに男女間の恋愛では、渡邉剣さんは「積極的にアプローチするほう」と。

桜井の後輩の井上や蓉一の友達の菖太など追加キャストの発表も楽しみに待ちたいと思います。