『ブラックリベンジ』『ドクターX』『刑事ゆがみ』『コウノドリ』『先に生まれただけの僕』など2017年秋ドラマの話題作が続々とスタートしました。

そして、映画でも夢の共演が実現します。

原作は東野圭吾さんの傑作『マスカレード・ホテル

映画は2019年公開の予定です。

ここでは映画のキャストとあらすじ、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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マスカレード・ホテル 映画のあらすじは?

東京で起きた三つの殺人事件。
しかし、犯行手口が全部異なり、被害者同士の接点は皆無です。

ところが、犯行現場には必ず数字が書かれたメモが置いてあるのです。

これが何らかのメッセージだとすると、同一犯人による連続殺人事件の可能性が高いと警察は推理しました。

警視庁が設置した捜査本部で、8桁と9桁の数字の羅列を見比べましたが、皆目見当もつきません。

しかし、捜査員の新田浩介(にった・こうすけ)が暗号を解読しました。

この数字が緯度と経度を示し、次の犯行場所を示唆していると見抜いたのです。

次の犯行予告場所は、ホテル・コルテシア東京。

捜査一課はホテルの支配人に事実を話し、潜入捜査に協力してくれるように頼みます。

ある日、ホテルのフロントクラークの山岸尚美(やまぎし・なおみ)が支配人に呼ばれました。

支配人から重大なことを聞かされて驚きましたが、刑事がホテルマンに化けて宿泊客に目を光らせるという潜入捜査には反対します。

まず、ホテルの仕事は1日や2日で覚えられるものではありません。
おじぎの仕方から洗練された敬語など、厳しい訓練を受けて初めて習得できるものです。

刑事がお客様に失礼な態度を取って「二度と来るか」という事態も考えられます。

しかし、何しろ殺人事件を未然に防ぐための捜査協力となると、支配人としては承諾するしかありません。

尚美は気が進まなかったものの、支配人を心から尊敬しているので、渋々了解しました。

ホテルのフロントに立ち、怪しい宿泊客を全てチェックする役を任されたのは、新田浩介でした。

尚美が教育係として常にそばにいて、フォローすることになります。
新田が、尚美の指導をまじめに聞こうとしないので、彼女は憤慨。

捜査に協力しているのにその横柄な態度はどういうことか!

怒りを抑える代わりに、彼女は新田に厳しく指導。

「シャツの第一ボタン。早く留めてください」「姿勢がよくありません。それから歩き方も」「トレーニングします。廊下に出てください」

そんな時、早速怪しい宿泊客が来て、新田は目を光らせます。

「お客様を睨まないでください」と注意する尚美。

しかし、犯人逮捕のために潜入したという真の目的を重視する新田は、眼光鋭く宿泊客を観察します。

一流ホテルを舞台に繰り広げられる頭脳明晰な犯人との攻防戦。

刑事とホテルマンという二人のプロフェッショナルの葛藤。

スリリングなミステリーにハラハラドキドキが止まりません。
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マスカレード・ホテル キャストを紹介

では、映画のキャストを紹介しましょう。

新田浩介/木村拓哉

警視庁捜査一家の刑事。

犯人のメッセージと思われる複雑な数字の暗号を見事解読した抜群の推理力の持ち主。

根っからの刑事で、腰が低いスマートで洗練されたホテルマンには成り切れません。

しかし、刑事ならではの観察力と洞察力の凄さに、最初は嫌がっていたホテルマンもその実力に感心します。

主演の木村拓哉さんは、コメントで「面白い」を連発。

「新田の職業は刑事ですが、今回は潜入捜査であり、ホテルマンでもあるので、そのバランスが非常に面白いと思っています。『マスカレード・ホテル』という非常に面白い原作を、いかに自分たちが体現できるかプレッシャーはありますが、全力で頑張ります」

山岸尚美/長澤まさみ

ホテル・コルテシア東京のフロントクラーク。

大学受験でこのホテルに宿泊した時に、洗練された接客に感動。

その時に素晴らしい接客をしたホテルマンが今の支配人。

やがて尚美もこのホテルで働きますが、まさかの事態に唖然。

しかし、尊敬する支配人の力になればと刑事の教育係を引き受けます。

ヒロインの長澤まさみさんは、自身の役について語っています。

「刑事とホテルマンの心情にハラハラドキドキでした。あっという間に読んでしまいました。仕事に対して真摯に向き合う姿勢は、今の自分にとても響きました。正義感が強いのが彼女のプライドだと思うので、それを意識して演じたいと思います」

木村拓哉さんと長澤まさみさんは初共演です。

マスカレード・ホテル 映画の見どころは?

では、映画の見どころを見ていきましょう。

『A LIFE~愛しき人~』(2017年・TBS)の時も話題になりましたが、またまたキムタクの演じる職業が増えました。
今までも映画とドラマで色々な職業を演じてきた木村拓哉さん。

ピアニスト、建築士、教師、検事、パイロット、レーサー、武士、ホスト、歌手、会社重役、総理大臣、脳科学者、大学助教授、物理学者、外科医。

そして、今回意外にも刑事は初挑戦です。

ヒロインの長澤まさみさんは、2016年NHK大河ドラマ『真田丸』で戦国のヤンキー・きりの熱演が光りました。

真田幸村(堺雅人)に、身分の違いを無視して無遠慮の暴言を吐きまくり、片想いを隠さず付きまとい、最後の最後に幸村と口付けを交わして抱きしめられました。

真田幸村の妻、黒木華さん、松岡茉優さんを押さえて、長澤まさみさんがメインヒロインです。

今作『マスカレード・ホテル』も、木村拓哉さんと長澤まさみさんの口論がの見どころの一つ。

「考え過ぎじゃないですか」と尚美が言えば、「考えが足りないよりはいいでしょ」とすぐに言い返す新田。

人を疑うのが仕事の刑事と、お客様のおもてなしが仕事のホテルマンでは、価値観が違い過ぎてすぐに衝突します。

東野圭吾さんの作品は、何作もドラマ化や映画化されています。

今作もストーリーの面白さは大いに期待できますね。

扼殺、絞殺、撲殺とわざと手口を変えながら、しかし同じ数字のメッセージ。

ということは、別人の犯行と思わせる気がなく、犯人の目的や意図が読めません。

刑事とホテルマンの異色タッグが、頭脳明晰で危険な犯人を追い詰めます。

犯人は宿泊客か、それともホテルの内部の人間か!?

ミステリーの見どころは、やはり犯人探しです。

マスカレード・ホテル 原作ネタバレ

では、ここからが原作ネタバレです。

以前、チェックアウトしたあと、部屋からバスローブが消えていた宿泊客が、再びホテルに来ました。

警戒する山岸尚美たちホテルマン。

いよいよ、その客がチェックアウトする時、スタッフが部屋を確認し、やはりバスローブがありません。

丁寧な言葉で荷物検査をお願いする尚美。

荒っぽい客は、強気な態度でバッグの中身を見せようとします。

その時、ホテルマンに化けていた新田浩介刑事は、電話で部屋にいるスタッフに指示したあと、その客に「帰っていただいて結構ですよ」

尚美も客も驚きますが、客は新田の刑事特有の鋭い眼光にギョッとした様子になり、そそさくと帰って行きました。

勝手なことをする新田に怒る尚美ですが、バスローブはベッドの下にありました。

バッグの中身を見せて盗んでいないことを証明し、ベッドの下からバスローブが見つかった時点で「よくも泥棒扱いしてくれたな」と凄み金をたかる男。

新田はそこまで抜いてしまったのです。

おかげで尚美たちは助かりました。

尚美は新田の刑事ならではの観察眼に感心し、彼を見直します。

今度は、目の不自由な高齢の女性が杖をついてホテルに来ました。

「片桐瑤子」と自分でサインする彼女の動作を、新田はじっと観察します。

サングラスを掛けていますが、目を閉じているように見えます。

片桐瑤子が部屋へ行くと、新田は尚美に、目が不自由というのは嘘で、見えていると告げます。

理由もなく目が不自由な演技をする人は絶対にいない。

探している犯人はおそらく男ですが、女の可能性もゼロではありません。

新田は尚美に警戒するように言います。

片桐瑤子は、色々変わった注文をする客でしたが、特に問題になるようなことは起きずに、チェックアウトの時を迎えます。

彼女は杖をつきながら、「山岸さん、正面玄関まで送ってくださる?」

尚美はベルボーイに付き添いを頼もうとしますが、「あなたにお願いしたいの」と尚美を指名。

緊張の一瞬です。

このホテルで誰が誰を狙っているかもわかっていないのです。

新田も一緒にそばを歩き、尚美に何かあれば体を張って守ろうと尚美の真後ろに陣取ります。

片桐瑤子は急に尚美の手を離し、体ごと正面を向き、

「いつから気づいていたの?」

目が不自由な演技がバレていると片桐瑤子も勘付いていたのです。

尚美は「どうしてこんなことを?」

実は、今度主人がこのホテルに一人で泊まりに来ます。

主人は本当に目が不自由なので、瑤子は下見に来たのです。

そして確信しました。

目が不自由な人に対しても懇切丁寧に接してくれるホテルだということを。

片桐瑤子は心から尚美に謝罪しました。

彼女が帰ってあと、尚美は脱力したように柱にもたれかかります。

新田は、尚美の一生懸命さとプロ意識に心を動かされ、二人は歩み寄りました。

そして、新田は捜査一課の極秘情報である暗号の数字を尚美に見せて、本格的な捜査協力を頼むのです。

最後の犯行現場にあった数字。

45,678738
157.788585

新田が発見した引き算をしたあと、数字の緯度と経度を調べると、それはこのホテル・コルテシア東京だったのです。

改めて根拠を示されると、尚美は戦慄しました。

なぜ極秘情報を教えてくれたのかと聞く尚美に、新田は自分の推理を語ります。

犯人は、宿泊客ではなく、ホテルの内部の人間かもしれない。

【木村拓哉さん主演ドラマの記事はこちら!】

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まとめ

とにかくストーリーの面白さは間違いありません。

そして、見どころの一つである尚美と新田のやりとりですが、長澤まさみさんが起用されたのも頷けますね。

「身だしなみが悪い上に傲慢で横柄な態度を取るホテルマンなど、一流ホテルにはいません」

「もしもあなたが犯人に気づかれたくないのなら、私の指示に従ってください。それもできないということであれば、どうか今回の突飛な捜査は断念してください」

尚美の速射砲は痛快で、長澤まさみさんは、まさに敵役です。

新田も、よく見るとルックスは文句なしの尚美に異性を意識し、時折見せる瞳の輝きにドキッとする場面もあり。

映画ならではのラブストーリー要素も期待しますね。