2017年春ドラマは、話題作が多過ぎて嬉しい悲鳴。

毎日テレビを観ているわけにはいかないですが、絞りきれないほどの大豊作。

相葉雅紀主演『貴族探偵』
小栗旬・西島秀俊の『CRISIS』
波瑠主演『あなたのことはそれほど』
藤原竜也主演『リバース』
長谷川博己主演『小さな巨人』
綾野剛主演『フランケンシュタインの恋』

このほかにも多くの注目作があるので困りますね。

そして、映画も負けていません。

錦織良成監督、EXILE HIROプロデュースの『たたら侍』が2017年5月20日(土)全国ロードショーです。

ここでは映画の豪華なキャストとあらすじ・見どころを紹介しましょう。

ぜひ、ご覧ください!
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たたら侍 映画のあらすじは?

本当の強さを求めて旅立つ青年。
しかし本物の強さとは、武力だけなのか?

力を持つ怖さを知った若者は、知勇兼備の侍を目指す・・・・・・。

時は戦国の末期。
出雲の山奥に、「たたら村」と呼ばれるところがあります。

千年錆びない秘伝の技を誇る匠。

「たたら吹き」と呼ばれる伝統技術は、大自然が生む砂鉄や木炭などの天然材料を使い、土で造った炉を三昼夜燃焼させます。

虎の巻もない、人間の経験からの勘が頼りの究極の鉄づくり。

たたら吹きを継承する者は「村下(むらげ)」と呼ばれ、まだ幼い伍介は、村で唯一の村下の長男、すなわち玉鋼づくりの後継者でした。

他にない技術や資源など、宝物を持っている村が、力のある者から目をつけられるのは、今も昔も変わりません。

村は鋼を狙う山賊に襲撃され、壊滅状態に。

生き延びた伍介は、武力の必要性を痛感し、幼馴染の新平とともに、武芸の修練に真剣に挑みます。

彼らを指導するのは、伍介が兄と慕う平次郎。

ひたすら仕事をする伍介の父・弥介は、息子にたたら吹きの技術を伝授しようとしますが、反発する伍介は、

「村を出て、侍になりたい」

本当の強さを求めて、力に憧れて、伍介は旅に出ます。

「必ず帰って来い」と言う親友の新平。

伍介は、旅の途中で、日本刀に秘められた凄さを知ることになるのです。

武力で村を守ろうとすれば、もっと強い武力に狙われる図式。

伍介の許婚のお國は、可憐な娘。

彼女は伍介の帰りを信じて待ち、無事を祈るのです。

お國の祖母・三洲穂は、「戦うことで全てが治まるはずはない」と達観。

武力以外でも、伝統の技術を狙う商人は、味方のふりをして近づく最も危険な敵。

敵と見破ることができなければ、村人の善良な思いを巧みに利用し、伝統技術を盗まれてしまうのです。

伍介や新平、そして尼子真之助は、村を、伝統技術を守ることができるのか!?

目をそらすな、己に勝て!

日本伝統の物づくりに懸ける情熱と、侍の誇りと葛藤を描く異色の時代劇。

母は子に安定な暮らしを求めますが、子は敢然と険しい茨の道を突き進むのです。
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たたら侍 キャストを紹介

では、若手とベテランがバランスよく集結した豪華なキャストを紹介しましょう。

伍介/青柳翔

村の秘伝「たたら吹き」を継承する若者。
生まれた時から玉鋼づくりを背負う運命にありながら、村を守るため武芸を磨き、侍に憧れ、強さと力を求めて旅に出る。

劇団EXILEの青柳翔さんは、主演の意気込みを語っています。

「日本の伝統文化を世界の方々にも知って頂きたいという思いで作られました。『憎しみからは何も生まれない』『憎しみの連鎖を断ち切る』という簡単なことではないけれど、それでも諦めるより、良い未来がある、というメッセージが詰まった作品だと思うので、たくさんの人に観て頂きたいと思います」

新平/小林直己

伍介の幼馴染で、兄の平次郎から武芸を鍛えられる。

村を守るために戦う熱い男。

準主演の小林直己さんは、「改めて日本を誇りに思います」と、作品に参加した感想を熱く語りました。

お國/石井杏奈

伍介の許婚で、旅立った伍介の無事を祈りながら、ひたすら帰りを待ちます。
この物語のヒロインで、可憐さが際立ち、思う存分魅力を発揮。


では、重要キャストが多数なので、一気に紹介しましょう。

村を守る尼子再興軍の長・尼子真之介(EXILE AKIRA)

鍛冶大工の源蔵(でんでん)

お國の祖母で祈祷師の三洲穂(奈良岡智子)

山賊に襲撃された時に傷を負う伍介の母・八重(宮崎美子)

伍介の父・弥介(甲本雅裕)

村おさの長次郎(山本圭)

新平の兄で、新平と伍介に武芸を訓練する平次郎(豊原功補)

平次郎の妻・梢(氏家恵)

秘伝の玉鋼を狙う商人・惣兵衛(笹野高史)

近江国の商人・与平(津川雅彦)

密偵のお京(田畑智子)

雑兵頭・井上辰之進(早乙女一)

刀匠・宗義(中村嘉葎雄)

徳川家家臣(佐野史郎)

ほかにも、品川徹、安部康二郎、橋爪遼、高橋長英、菅田俊、音尾琢真さんが重要役で出演します。

たたら侍 映画の見どころは?

原作・脚本の錦織良成監督も、プロデューサーのEXILE HIROさんも、そしてスタッフやキャストも、かなり強調していることがあります。

それは、現代も生きている匠の技・秘伝の「たたら吹き」の伝統技術を、この映画で紹介したい気持ちが、ありありと迫ってくるコメントの数々。

「たたら吹き」のことを語ったら止まらなくなるほど、熱い思いを抱いているスタッフとキャスト。

ですから劇中、伝統技術の素晴らしさを伝える場面が、随所に散りばめられています。

「たたら」と聞いて思い出すのが、宮崎駿監督の傑作『もののけ姫』ですね。

『もののけ姫』に出て来る「たたら」を踏む女たちのシーンは、かなり重要な意味を持って描かれていました。

「たたら吹き」は1300年の伝統を誇る技術で、今でも奥出雲で、日本美術刀剣保存協会により、操業が続けられています。

そしてもう一つ、映画で伝えたいことが、「侍の誇り」という日本伝統の精神のようです。

あまり「武士道、武士道」とごり押しすると敬遠されがちな現代社会ですが、改めて「サムライ」というものを、真正面から描いた作品でもあるようですね。

主演の青柳翔さんは、1985年4月12日、北海道札幌市で生まれ、身長は183センチの長身。

渋く響く声と精悍な風貌が多くの女性ファンを魅了しています。

舞台では、『十三人の刺客』で侍の役を経験済み。

ドラマ『美しき罠~残花繚乱~』(2015年・TBS)での演技も記憶に新しいところ。

夫と娘がいる年上の柏木美津子(若村麻由美)に恋心を寄せながら、西田りか(田中麗奈)と政略結婚させられる複雑な役です。
青柳翔さんは劇団EXILEの公演でも舞台経験は豊富。

今作、同じEXILEの小林直己さんやAKIRAさんとの絡みも楽しみですね。

物語を彩るヒロインは、映画の生命線といっても過言ではありません。

伍介の許婚・お國を演じる石井杏奈さんは、文句なしの可憐なヒロイン。

石井杏奈さんは、1998年7月11日、東京都生まれ。

彼女もEXILE HIROさんが主宰するLDH所属のタレントで、E-girlsのパフォーマーです。

女優としても大活躍で、『仰げば尊し』(2016年・TBS)の熱演は光るものがありました。

まじめな生徒とヤンキー組が対立するまとまらない吹奏楽部の部長として奮闘。

自分の家庭では母親と上手くいかず、一人で悩みながら、皆の前ではそのそぶりも見せず明るく快活に振る舞う孤独な少女を見事に演じ切りました。

今作『たたら侍』でも、きっと石井杏奈さんの魅力をいかんなく発揮することでしょう。

悪役が手ごわいほうが物語は盛り上がるもの。

村の伝統技術を狙う商人は、笹野高史さんと津川雅彦さん。
これはかなり強敵ですね。

『たたら侍』は、第40回モントリオール世界映画祭で、「最優秀芸術賞」を見事に受賞しました。

日本の伝統を伝えたい監督たちにとって、「芸術賞」は「グランプリよりも嬉しい」と感激。

アメリカで開催されるシネマ・オン・ザ・バイユー映画祭の長編部門でも、「グランプリ」と「主演男優賞」の2冠に輝きました。

世界的映画祭でこれほどの賞を受賞するということは、「人間の成長」に感動し、「日本の美しい風景」を好む心は世界共通ということだと思います。

劇中に流れるEXILE ATSUSHI作詞・ボーカル、久石譲作曲の主題歌「天音(アマオト)」の歌詞とメロディが、心を揺さぶります。

伍介が発見した「日本刀に秘められた凄さ」とは何なのか。

伍介や新平たちは、大切な村と伝統を守ることができるのか。

伍介は、お國と結ばれるのか。

EXILE HIROさんが主宰するLDHは、Love Dream Happinessが理念。

今作『たたら侍』でも、愛と夢と幸福を作品の中で思う存分表現しているそうですよ。

クオリティの高いエンターテインメント時代劇『たたら侍』

「JAPAN PRIDE」をテーマに、LDHならではの日本の素晴らしさを伝える傑作に仕上がっていることを期待しています。

まとめ

錦織良成監督は、あの名優・緒形拳さんから言われた言葉を今も大切にしています。

それは、「映画で大切なことは今を描くこと」という言葉。

今作『たたら侍』でも、この言葉通り、現代社会に山積している問題を描きます。

他にない宝を持っているために狙われる村、今なら石油。

村を守るために武力増強は当然のことのようで、実は武力がもっと強い武力を呼び込むこともある。

そんな現代社会のテーマが潜んでいる裏メッセージもある深い映画になりそうです。