話題作もほとんど最終回を迎えた冬ドラマ。

木村拓哉さん主演の『A LIFE~愛しき人~』は、あそこまで泥沼化した人間模様からまさかのハッピーエンド!

復讐劇はたいがい成就しない結末なのですが、『銭の戦争』同様、『嘘の戦争』でも復讐を果たして切ってしまった草彅剛さんの復讐シリーズ第3弾はあるか!?

『東京タラレバ娘』で倫子(吉高由里子)と結ばれるのは、早坂哲朗(鈴木亮平)か、KEY(坂口健太郎)か!?

最終回のラストシーンまでもつれた恋のデッドヒートを制したのは、坂口健太郎さんでしたね。

そして、こちらは映画の情報!
東野圭吾さん原作の『ラプラスの魔女』が、2018年に映画として公開予定です。

ここでは、映画のあらすじと驚くべき初共演のキャスト3人!

さらに見どころを紹介しましょう。
最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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ラプラスの魔女 映画のあらすじは?

数学者のピエール・シモン・ラプラスは仮説を立てました。

原子の現在位置と運動量を把握する知性があれば、物理学を用いることで、未来の状態がどうなるかを完全に予知できる・・・・・・。

人はこれを、「ラプラスの悪魔」と呼ぶようになったのです。

羽原円華(うはら・まどか)の人生観を一変させた悲劇。

小学生の頃、母・美奈の実家である北海道へ家族旅行に行く予定でしたが、医師である父は大事な手術があるため、一緒に行けませんでした。

旅行先で突然の竜巻に吹き飛ばされた母娘。

「お母さん!」

瓦礫の下敷きで瀕死の母は、娘が無事であることを知ると、自分の死に際にも関わらず、「良かった・・・」と笑顔で息をひきとったのです。

もしも、竜巻の発生を予知することができたら・・・・・・。

円華のこの思いは、小さな胸の中で、ずっと消えることはありませんでした。

柔道黒帯の元警察官・武尾徹(たけお・とおる)は、開明大学で働く桐宮玲(きりみや・れい)から、羽原円華の護衛を依頼されました。

ドキッとするほどの美人である桐宮玲は、「円華に興味を持たないこと」「円華について質問をしないこと」の二つのルールを守るようにと。

その意味は、円華と行動を共にすることで、すぐにわかりました。

高い窓からタバコを吸っている男を見た円華は、タバコの火が子供の頭上に落ちたら大変と、風船を飛ばします。

見事に風船は男が持っているタバコに命中し、パン!という破裂音で驚いた男が部屋の中にそっくり返ったのです。

ある時は、突風にあおられ、祖母の帽子が川に落ち、20メートルも流されたのに、円華はある地点まで歩き、立ち止まります。

何と帽子は円華が立った位置に流されてきて、難なく帽子を祖母に返しました。

しかし驚いているのは武尾だけで、桐宮玲はすました顔のまま。

円華が美容室にいる時、雨が降ってきたので、武尾が傘を買いに行こうとすると、「無駄になるからいい」と。

驚いたことに、円華と桐宮玲と武尾が美容室を出る時に雨はやみ、車に乗り込むとまた降ってきました。

武尾はいよいよ、疑念を抱きます。
風の動きを読み、天気がわかる羽原円華・・・この子はいったい、何者だ!?

興味を持つなというのは無理な話で、質問も禁じられているので、不思議な思いは募るばかりです。

そんな時、不可思議な事故が温泉街で発生。

映像プロデューサーの水城義郎と、その妻・千佐都が赤熊温泉の前山旅館に宿泊。

滝を見たいと旅館を出た夫婦でしたが、妻が忘れ物を取りに旅館へ戻っている間に、夫の義郎が硫化水素を吸って死亡。

警察は自然現象による事故と断定しましたが、中岡祐二刑事だけは他殺を疑っていました。

根拠は義郎の資産が約5億円であることと、最近妻の頼みで夫が生命保険に入ったことです。

さらに、赤熊温泉から300キロ離れた全く違う県の温泉街でも、俳優の那須野五郎、本名森本五郎が、硫化水素を吸って死亡する事故が発生。

地球化学の研究者で泰鵬大学の教授・青江修介は、二つの事故の関連性を科学的見地から調べます。

二人とも硫化水素が死因なのは、偶然か必然か。

青江修介は、同じように疑念を抱く中岡祐二刑事と頻繁に会い、情報を共有することにしました。

最初は事故と思った青江修介が、事故と断定するのは早いと思ったのは、300キロも離れた二つの事故現場に、羽原円華がいたからです。

彼女は、人を探していると言いました。

そして、もう一人、二つの事故現場付近にいた人物がいたのです。

それは、木村浩一・・・は偽名で、円華が探している甘粕謙人(あまかす・けんと)です。

ただ、他殺だとしたら、その日その時間に硫化水素が発生することを予測し、その場所へ被害者を連れ出さない限り、犯行は無理。

学者として青江修介は、そんなことは不可能だと中岡刑事に話します。

ところが、青江は円華の信じ難い予知能力を知り、胸騒ぎが・・・。
まさか!?

最後の最後まで犯人も真相もわからない空想科学ミステリー。

家族の命よりも映画制作のほうが大事な映画監督。

医学の進歩のためなら倫理的一線を超えようとする者たち。

驚愕の事実の連続に、犯人と被害者、どちらが善で悪かわからなくなります。

彼女は計算して奇跡を起こせる・・・ひとりの不思議な少女に翻弄される青江修介が見たものとは。

物理的に解明できない犯行方法に、警察が下した結論は・・・・・・。

この結末で果たして良いのか!?
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ラプラスの魔女 キャストを紹介

それでは、映画のキャストを紹介しましょう。

青江修介/櫻井翔

泰鵬大学の教授で、地球化学の研究者。
好奇心旺盛な性格で、日頃は冷静沈着だが、熱い男。

二つの硫化水素事故を調査している間に、単なる事故ではないことを確信する。

原作の青江修介には中学2年生の男の子がいますが、櫻井翔さんが演じるということは、映画ではおそらく独身の役だと思いますね。

興奮すると早口にまくし立てて質問攻めするところなんか、櫻井翔さんのイメージにピッタシです。

雪山での撮影がかなり堪えたのか、コメントも撮影についてでした。

「雪山でのクランクインということで、現在、全キャリアの電波がなくてですね。非常に文明から離れた生活を送ろうとしているところですね。楽しみながら撮影していきたいなと思います」

羽原円華/広瀬すず

父は天才脳神経外科医で、母親は小学生の時に竜巻で失う。
特殊な能力を持ち、今は独立行政法人の数理学研究所にいる。

一人で行動しないように厳しい監視のもとでの生活。

誰にも心を開かない彼女が、青江修介教授のことは信用している。

ヒロインの広瀬すずさんは、映画への意気込みを語っています。

「クランクインから大雪の中で撮影していて、スゴイなって。何かこう、同世代がいない現場なので、逆にリラックスしながら楽しみたいなと思います」

木村浩一(甘粕謙人)/福士蒼汰

硫化水素事故が発生した二つの現場で目撃されている青年。
捜査していくうちに、木村浩一は偽名で、円華が探している人物・甘粕謙人だとわかる。

甘粕謙人も、円華と同じ、もしかしたらそれ以上の予測能力の持ち主。

かなり難しい役を演じる福士蒼汰さんは、原作を読んで感動した思いを語っています。

「登場人物の裏の顔がとても興味深くて本の進みが止まらず、真相を知った後でも、それぞれの心が気になって、その後を想像してみたくなりました」

櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さんが、よくぞ同じ作品で集結しました。

『ヤッターマン』『神様のカルテ』『謎解きはディナーのあとで』の櫻井翔さん。

『海街diary』『ちはやふる』『チア☆ダン』の広瀬すずさん。

『神様の言うとおり』『ストロボ・エッジ』『ぼくは明日、昨日の君とデートする』の福士蒼汰さん。

映画では主演を務めてきた3人が、まさに夢の初共演です!

ラプラスの魔女 映画の見どころは?

東野圭吾さんのデビュー30周年作品の『ラプラスの魔女』は、素晴らしい傑作です。

東野圭吾さんが、「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」と語るほど、未だかつてない危ないミステリーだと感じました。

この作品が映画になるというのは、本当に心の底から楽しみです。

キャストも文句なく、主演の櫻井翔さんと、ヒロインの広瀬すずさん。

二人は途中から意気投合するので、二人のやりとりの面白さも見どころの一つ。

広瀬すずさん演じる羽原円華は、人を見る目があるというより、人格を見抜けるので、善良な心がわかり、青江教授は信用されるのです。

学者が事件を解決する東野圭吾作品といえば、『ガリレオ』が浮かびますが、青江教授は円華に翻弄される役なので、『ガリレオ』シリーズとは全く違いますね。

福士蒼汰さん演じる甘粕謙人は、まさにもう一人の主役で、やはり円華が心を許せる一人なのです。

円華(広瀬すず)を中心に、青江修介(櫻井翔)と、甘粕謙人(福士蒼汰)の3人が遭遇する場面も見応え十分!

人の命を救うために自分の能力をフルに発揮する円華。

自然現象を逆手に取った壮絶なクライマックスが待っているかもしれません。

この物語に欠かせない重要人物が、3人のほかにもいます。

最初から他殺だと睨んでいた執念の鬼・中岡祐二刑事。

円華の護衛を頼まれた、ワイルドな武尾徹。

ドキッとするほどの美人で、重要な鍵を握っている桐宮玲。

円華の父で、医学博士の羽原全太朗。

甘粕謙人の父で鬼才と呼ばれた映画監督の甘粕才生。

どんな俳優が演じるのか、追加キャストの発表が待ち遠しいですね。

この物語は、何が善で、何が悪か、大目的のためならば、揉み消すのも正義か?

いろいろな問いかけがあると思われます。

犯人を追う刑事が正義で、犯人が悪というような、単純明快なミステリーではありません。

警視庁特命係の杉下右京警部(水谷豊)や、物理学者の湯川学准教授(福山雅治)ならば、誰が何と言おうと、真実を究明するでしょう。

どんなに犯人に同情しても、逮捕すると思います。

しかし、『ラプラスの魔女』は、事件の真相を究明することは、「あの真実」を公開することになってしまう!

公開できない真実を知った時、人はどういう決断を下すのか。

きっと、深く深く考えさせられる映画になることでしょう。

「え、こんな終わり方あり?」

「被害者は悪党だし、これは仕方ない」

映画の結末を見て、どのような感想を抱くのか。

これが最大の見どころかもしれません。

ラプラスの魔女 原作ネタバレ

いくらネタバレといっても、推理小説の犯人を語るのは反則を通り越して犯罪だと思うので、犯人は明かさず、印象的なシーンをダイジェストで紹介しましょう。

事故現場で会ったので顔見知りだった青江修介と羽原円華が再会し、初めてちゃんと言葉を交わします。

「よく会うね」と青江。

「そうですね」

「ここで何をしてるんだ」

「散歩」

「そうじゃなくて、何のためにこんなところに来ているんだと聞いているんだ」

「温泉に来ちゃいけない?」

始めはそっけない態度の円華。

円華はやたらと事故の詳しい状況を知りたがります。

「人にものを教わりたいなら自己紹介するのが礼儀だろ」

「わかった、もう聞かない」

青江は宿泊している旅館を円華に教えたが、まさか部屋に来るとは思いませんでした。

「ようこそ」

「ひとり?」

「もちろんだ、どうぞ」

円華は、「ウハラマドカ」と素直に本名を明かし、「職業は?」など、青江の質問攻めにも全部答え、人を探していることを話します。

しかし、失踪した友人がなぜ硫化水素事故現場にいると思うのかについて聞くと、「それは言えない」

青江修介と羽原円華が、再び会ったのは、ボウリング場。

円華は、クレーンゲームが百発百中なところを、わざと青江に見せます。

さらに、ボウリングを楽しむ人たちを見て、円華は「サンボンノコル」とポツリ。

聞き取れなかった青江は、ボウリングのレーンを見ると、ピンが3本残っていたので、「3本残る」と言ったのかと焦ります。

人がボールを投げた直後に円華は、「お気の毒。真っ二つに二本」

ストライクだと思って喜ぶ男性は、両端に2本残っているのを見て、頭を抱えます。

驚きを隠せない青江は、彼女と別れたあとも、ずっと円華のことで頭がいっぱいになってしまいました。

三度目の再会の時、円華は、これ以上、事件に首を突っ込まないでと、青江に強く言うのです。

それは、青江の身を心配しているように感じます。

しかし青江は、ここまで膨らんだ好奇心を抑えることができず、危険は百も承知で、事件の真相の解明に全神経を集中するのです。

少年時代に硫化水素を吸って植物状態になった甘粕謙人。

しかし、円華の父・羽原全太朗の特殊な手術により、意識が戻り、会話もできるようになり、ついに自力で立ち上がれるまでに回復。

前例のない奇跡に、関係者は驚きを隠せません。

そして回復するだけではなく、普通の人よりも優れた能力を持っていることが、いろいろなテストで発見されるのです。

厚生省も文科省も警察庁も「極秘」扱いで、甘粕謙人を注視することになりました。

原因があの特殊な手術か否かは、再現性の実験が必要ですが、健常者にやれば人体実験になるので、倫理的に許されません。

そんな時、円華自ら手術を受けたいと志願したのです。

彼女を駆り立てたのは、竜巻でした。

もしも竜巻が予測できたら、愛する母を救えた。

手術を志願した理由について、円華はハッキリと言ったのです。

「ラプラスの魔女になりたかった」

まとめ

驚愕の事実の連続に、ただ痛快で楽しめるといった映画にはなりそうもありません。

映画に刺激とスリルと手応えを求めている人ならば、まさにもってこいの傑作になると思います。

撮影現場で、広瀬すずさんが、円華のトレードマークであるピンクのニット帽をかぶっていました。

このことから、なるべく原作に忠実に撮影が進められるのではないかと、期待が高まります。

ストーリー性の高さは文句なしだし、櫻井翔さん、広瀬すずさん、福士蒼汰さんの競演も楽しみですね。