8月26日から全国で上映され、わずか3日間で興行収入10億超えのヒットを続ける新海誠監督の映画『君の名は。』。

去年は細田守監督が指揮していた夏アニメに今年大抜擢され、制作期間約3年という長期間を経て制作されました。

新しいね」と言ってもらえる映画にしたいと込めた新海監督の願い通り、Yahoo!映画のレビュー評価では4.0以上を叩き出し、日本のアニメ界を震撼させました。

今回はそんな映画『君の名は。』のあらすじから、本編ネタバレ。

そして、なぜこんなにも大ヒットを記録しているのかその理由に迫ります。
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君の名は。映画の気になるあらすじは?

 物語は1000年に1度、彗星の来訪が1ヶ月に迫る日本。

自然あふれる飛騨の地で町長の娘として、宮水神社の娘としての立ち位置に悩み、都会への憧れを捨てきれない宮水三葉と大都会東京に住み、バイトに勉学に遊びに精を出す立花瀧。この二人を中心に物語は進みます。

 なぜかある日、会ったこともないのに、心が入れ替わってしまった2人。

眠ると三葉は瀧に、瀧は三葉になっていて、朝起きるとその時のことは忘れてしまう。

そんな奇妙な体験がのちに2人を引き合わせ、その時ある重大な事実が2人を永遠に別つことになるのです。

君の名は。ネタバレ注意!瀧って?三葉って?

君の名は。
物語の中で入れ替わってしまう二人。
実は三葉は瀧が生きている時間軸より三年前に生きている人物だったのです。

そして、3年前彗星の来訪の際に破裂した彗星の破片により壊滅した町の住人だったことがわかります。

瀧はどうしてももう一度三葉に会うために、宮水神社のご神体に出向き、三葉の作った口噛み酒を飲み、入れ替わることに成功。

入れ替わった先は、なんと彗星の破片がちょうど衝突する日だったのです。

 なんとかして三葉を生かすために、町民避難計画を友人と企てる瀧。

その最中で3年前、彗星が来訪する前日に三葉が瀧に会いに東京に行っていたことがわかります。

しかし、3年前は瀧の方ではまだ入れ替わりが起こる前。
二人の間には3年間のタイムラグがあるので、すれ違いが起こってしまうのです。

そのことに気づいた瀧は自分の体に三葉がいるのではと思いご神体へ。

一方三葉は瀧の予想通り、3年後の町がなくなっている世界で目を覚まします。

時空を超えて同じ場所にいる2人。
姿は見えなくても、声は聞こえ、そしてそこに相手がいることが感じ取れます。

しかし、触れ合うことができないもどかしさを感じたその時、太陽が片割れになり、お互いの姿を見ることができるのです。

現実では初めて会う2人。
名前を忘れないように、手のひらにお互いの名前を書こうと瀧が提案します。

しかし、瀧が書き、三葉が書こうとしたところで黄昏時は終わり、瀧の手のひらに残るは一本線だけ。

そしてその瞬間から瀧は名前どころか記憶すらも思い出せなくなってしますのです。

一方三葉の方は、まだやるべきことが残っていました。彗星の直撃を目の当たりにした三葉はなんとしても食い止めようと避難活動を再開。

父の協力をあおごうと町役場に向かう途中、転倒してしまいます。
くじけそうになるも、あの人の名前があるから、と手を広げた時、書かれていた「好きだ」という文字。

名前は思い出せずともすぐそこに想ってくれる人がいるということ。
涙を流しながら、ようやく長い間確執がかった町長の父親と対峙するのです。

舞台はその後就職活動をしている瀧に移ります。あのころの記憶は次第に曖昧に、何を求めて、誰を探していたのか、なぜ飛騨に行ったかも忘れてしまった瀧。

ただ漠然と理由の伴わない事実だけが残る日常を過ごしていました。

果たして、その後三葉はどうなったのか。2人の関係は?

クライマックスはぜひみなさんの目で確かめてみてください。
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君の名は。大ヒットの裏側を徹底解説

 満員御礼の大ヒットを記録している『君の名は。』。

ではなぜこんなにも話題にあがり、高評価をうけるのでしょうか。

その秘密は「映像」と「音楽」にあります。

新海誠監督の代名詞「映像美」

君の名は。 ネタバレ
 1つ目はなんといっても、映像美。
背景描写や人物の髪の毛の細部までこだわり続けた結果が名声となり、大ヒットを生んでいることは間違いないでしょう。

黒板のチョークが削れるところや、陽が昇ると同時に移り変わる光の加減。

その1つ1つが古参ファン、新規ファン両方の心を掴んで離さないのです。

ちなみに、この背景描写。
新海監督自ら一眼レフとともに現地に赴き、約1万枚以上の写真を撮ってくるのだとか…。

超有名アーティストが担当した「音楽」

 2つ目は新海監督自らファンと公言しているRADWIMPSが担当している劇中音楽にあります。

メディア露出一切なし(2016年8月26日のMusic Stationが初)、タイアップもごく少数ながら10代から20代に圧倒的な支持を得ている人気ロックバンド。

音楽をきめる上で、東宝のプロデューサーに「好きな歌手誰ですか?」と聞かれ、

「RADWIMPSさんです」と新海監督が答えたことにより決定。

「僕洋次郎さん(Vo)と友達なんですよ」という一言やコネクションがなければ、実現しえなかったと新海監督が舞台挨拶で語ってくれました。

 その支持通り、RADWIMPSの世界観と繊細な歌詞。そしてそれが乗った美しい背景が国内外ともに絶大なヒットを記録した理由です。

まとめ

 8月最終週の週末観客動員数堂々の1位を獲得した映画『君の名は。』。まさに日本のアニメ界を代表するアニメ監督の一人へと躍り出た新海誠監督へ恋する107分間をぜひ劇場でお過ごしください!