感激と興奮のリオ五輪もついに閉幕しましたね。
金メダルを連発した女子レスリング、日本中が泣いた卓球女子。

まさかの銀メダルに輝いた男子400Mリレー。
世界のボルトが、山縣、飯塚、桐生、飛鳥の4選手全員と握手を交わした感動シーンはグッと来ました。

やはりスポーツは筋書きのないドラマだからこそ、胸が熱くなりますね。

五輪競技ではありませんが、こちらも毎年熱い戦いが繰り広げられている「鳥人間コンテスト」

この鳥人間コンテストの熱き挑戦を描いた小説、中村航著『トリガール!』が映画になります。

土屋太鳳主演で、2017年秋に公開決定!
ここでは、映画のキャストとあらすじ、そして見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。
ぜひ、ご覧ください!
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トリガール! 映画のあらすじは?

まずは映画のあらすじを見ていくことにしましょう!

鳥山ゆきなは、人生で特に全力を尽くして何かに挑んだという経験がない女子大生。
大学に入学してから、すぐに勧誘された人力飛行サークルのT.B.Tに入ったのも、動機は不純。

誘ってくれた先輩の高橋圭が、爽やかイケメンでタイプだったからです。

ところが、圭と一緒に行動を共にして、アドバイス通りにロードバイクで走ってみると、段々と人力飛行や鳥人間コンテストにも興味が湧いてきました。

T.B.Tは、二人乗りの人力飛行機で鳥人間コンテストに挑みます。

実際に人力飛行機に乗るのは二人だけですが、スタッフは大勢。
翼班、プロペラ班、電装班、フレーム班、フェアリング班、庶務班など、各班が人力飛行を仕上げていくのです。

何度もテストフライトを繰り返し、失敗したら調整し、各班長が集まってミーティング。

しかし一番の要は、鳥山ゆきなが入ったパイロット班。

何しろ人力飛行機なので、人間がエンジンなわけです。
車のエンジンと違い、馬力や出力を上げるには、猛トレーニングをするしかありません。

減量も必要で、パイロット班の高橋圭の食事メニューはストイック。
ゆきなも圭を見習います。

もちろん減量だけでなく、脚力を鍛える筋トレは当たり前で、持久力や心肺機能を高める特訓も欠かせません。

来る日も来る日も、トレーニングルームで自転車を漕ぎに漕ぎまくり、限界に挑戦するパイロット班。

限界が来ても無理をして漕ぎ続け、自分の限界を高めるという熾烈なトレーニングで心技体を鍛え上げていきます。

でも、この映画は単なるスポ根ではなく、恋と友情の青春ラブコメディ。
鳥山ゆきなは高橋圭が好きですが、圭が尊敬する先輩に、坂場大志というパイロット班のメンバーがいます。

2年前の鳥人間コンテストで、10キロ飛行を目指して挑んだフライト。
しかし、まさかの15メートルで落下。

1年間、各班が徹夜徹夜で、たった一度の本番のために、全てを懸けて迎えた大会。

その皆の思いを知っているだけに、この大失敗以来、坂場大志は飛ぶのをやめてしまいました。

パイロット班のメンバーは、酒も飲まずに肉体を鍛えますが、坂場大志は居酒屋で酒を飲みまくる日々。
でもT.B.Tとしては、坂場大志の復帰を願っていました。

何しろ坂場は、チームの中で最強のパワーの持ち主。

ある日、ゆきなは坂場を説得しに居酒屋へ行きますが、口論になってしまいます。
鳥人間コンテストは、琵琶湖で行われますが、鳥山ゆきなは「飛びたい」という思いが日に日に強くなっていました。

ところが坂場大志は、居酒屋で声を荒げます。

「こいつで琵琶湖のてっぺん取れると思ってるのかよ!」

ムッとした短気な性格のゆきなは、思わず、「てっぺん? クローズか」

「あっ?」と凄む坂場大志。

しかし怯まないゆきなは、毒舌連射。

「鈴蘭じゃないっつーの! 琵琶湖のてっぺんてどこよ? え? 全部水だっつーの!」

怒った坂場大志は立ち上がって睨みつけようとしましたが、身長差があり過ぎてゆきなの顔は坂場の胸あたりに。

紆余曲折あり、心境の変化があり、坂場大志は鳥山ゆきなの根性を認めますが、その気持ちが違う方向へ。

まさかの三角関係が勃発!?
ゆきなは圭が好き。

坂場はゆきなが好きになってしまったかもしれない。
圭はゆきなのことをどう思っているのか?

チーム全員の熱い思いを乗せ、鳥人間コンテストの本番の朝がやって来ます。
果たして目標通りに高く、長く、飛べるのか。

まさか15メートルたらずで落下という2年前の悪夢の再現になるのか。

T.B.Tは、そして鳥山ゆきなは、最高のフライトを魅せることができるのか!?

トリガール! キャストを紹介

次に映画「トリガール!」のキャストを紹介していきましょう。

鳥山ゆきな/土屋太鳳

ゆきなが工業大学に入学してすぐに勧誘してきたのが人力飛行サークルT.B.T(チーム・バードマン・トライアル)

人力飛行に興味はなかったものの、爽やかイケメンの先輩にひと目惚れしてこのサークルに入ることにしたゆきな。

しかし、まさか「鳥人間コンテスト」の要中の要であるパイロットに選ばれるとは!

根性は人一倍で、負けず嫌いで短気な性格の鳥山ゆきな。

脚本を読んだ土屋太鳳さんは。

凄く面白くて、コントのネタ帳みたいなスピード感のある脚本だと思いました

このコメントから、テンポの速い、映画館を爆笑させるような口論シーンが期待できそうです。

「土屋太鳳」という名前も、鳳凰の鳳だけに、ハマリ役?

坂場大志/間宮祥太朗

鳥山ゆきなの先輩で、チーム史上最強のエンジンと謳われるミラクルパワーの持ち主。

「ゴリラを倒したことがある」という噂まで出る強豪選手ですが、性格に難あり。

過去の大失敗により、トラウマを抱えています。

『ニーチェ先生』(2016年・日本テレビ)で主演を務めた間宮祥太朗さん。

あの名優・佐藤二朗さんのアドリブ攻撃にも怯まなかった間宮祥太朗さんが、今度は怪物的な大学生役に挑戦。

坂場大志を演じるのは楽しいです。凄く楽しいですし、凄く青春しているなって思います

何だか、役者としてハマリ役と出会えた喜びを感じるコメントですね。

高橋圭/高杉真宙

鳥山ゆきながひと目惚れしたという爽やかイケメンの先輩。

パイロットになったゆきなの一番の応援者であり、名コーチ。

ぶっきらぼうな坂場先輩と違い、食事面からトレーニング方法まで、ゆきなに緻密に指導してくれる頼れる先輩です。

『カッコウの卵は誰のもの』(2016年・WOWOW)、映画『PとJK』(2017年春公開)でも土屋太鳳さんと共演している高杉真宙さん。

高杉真宙さんは、今回の役柄について。

高橋圭という役は、天然の詐欺師のようなのに、悪気のない憎めない男です

詐欺師というのが気になりますが、ただの優しいイケメン先輩ではないようです。 

島村和美/池田エライザ

鳥山ゆきなの一番の親友で、一緒にT.B.Tに入った島村和美。
明るくノリノリの性格で、ゆきなと違い、始めから人力飛行に興味津々。

T.B.Tの広報担当。

映画『みんな!エスパーだよ!』(2015年)で、真野恵里菜さんとWヒロインを熱演して大暴れした池田エライザさん。
今回も準ヒロインとして期待大です。


ほかにも、重要なキャストが映画を盛り上げます。
T.B.TのOBで、鳥人間コンテストの魂を後輩に継承しようという熱い先輩・ペラ夫を演じるのは、コロコロチキンペッパーズのナダルさん。

T.B.Tの設計責任者の古沢ゆうじを演じるのは、矢本悠馬さん。
『仰げば尊し』(2016年・TBS)では吹奏楽部でコンクールを目指しますが、今度は鳥人間コンテストで優勝を狙います。
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トリガール! 映画の見どころは?

主演の土屋太鳳さんは、本当に勢いが止まりません。
『青空エール』(2016年夏)、『PとJK』(2017年春)と、主演映画連発。

やはり、どんな役にも成りきれる高い演技力が、引っ張りだこになる要因でしょうか。

『カッコウの卵は誰のもの』では、プロスキーヤーの役づくりで、猛トレーニングを積んだ土屋太鳳さん。

今回はパイロットですが、その時に鍛えた体力や持久力は、そのまま生かせます。

それに土屋太鳳さんは、現役の大学生。
現在、日本女子体育大学運動科学科舞踊学専攻に在学中。

スポーツは昔から得意で、運動神経も抜群。
また、大学生特有のサークルでの活動も、リアリティを出せるでしょう。

映画『トリガール!』の公式サイトや、キャストのコメントを聞いていると、どうやら原作と映画では、設定が違う部分があるようですね。

たとえば原作では、T.S.L(チーム・スカイハイ・ラリアット)ですが、映画ではT.B.T(チーム・バードマン・トライアル)です。

ですから、ストーリーや展開、それにクライマックスも、原作とは異なるかもしれません。

映画の見せ場の一つが、ゆきなと坂場と圭のやりとり。
特に鳥山ゆきなと坂場大志の毒舌合戦は見ものです。

土屋太鳳さんにとっても、毒舌女子大生という役は初めて。

でも最大の見せ場は、やはり本番の鳥人間コンテスト。
それまでのプロセスも詳しく描かれると思いますが、どんなクライマックスが待っているのでしょうか。

鳥人間コンテストは、毎年、滋賀県彦根市の琵琶湖東岸で開催されています。

自作人力飛行機による飛行距離及び飛行時間を競う大会です。

第39回となる「鳥人間コンテスト2016」の模様は、8月31日(水)19時から日本テレビで放送されます。

実は、実際の大会の現場へキャスト&スタッフが行き、映画『トリガール!』の撮影が行われました。

どんなリアルなシーンが撮れたのか楽しみですね。

たった一度の飛行のために、どれだけ多くの人が働き、本番を迎えるのか。

雨が降れば中止もあるし、風という自然現象との戦いもあります。

「鳥人間コンテスト」という大会を知っている人は多いと思いますが、それまでの熱きドラマを描く映画は、貴重だし、初めて知る物語がきっとあるでしょう。

トリガール! 原作のネタバレ!

映画と原作はおそらく異なる部分が多いと思いますが、ここからは原作ネタバレです。

結末を知らないほうがいいという方は、読まないことをオススメします。

何億年もかけて自由に空を飛べるまでに進化した鳥。
人間はまだ、鳥がどうやって空を飛んでいるのか、わかっていない・・・。

鳥山ゆきなは、親しくなった島村和美と一緒に、人力飛行サークルT.S.Lに入りました。

T.S.L(チーム・スカイハイ・ラリアット)の名前の由来を先輩から聞いた和美は、棒読みでゆきなに伝えます。

ディック・マードックとアドリアン・アドニスの二人がかりの必殺技・スカイハイラリアット。

プロレスに詳しくないゆきなは、意味が全くわからなくて困ってしまいます。

いつも天使の翼を象った銀色のペンダントをしている高橋圭。
一浪したゆきなは圭と同じ年なので、対等に「圭」と呼んでいます。

圭は「ゆきなちゃん」

ゆきなは圭の指導通りに猛トレーニングをしていましたが、鳥人間コンテストのパイロットになるには、まだまだ未熟でした。

そこでチームがどうしても復帰させたいのが坂場大志。

悪魔の鉄槌と呼ばれたチーム史上最強のエンジン。
圭は、居酒屋「風林火山」にいる坂場大志を説得しに行きます。

坂場はビールを飲みながら文庫本を読み、「読み終わるまで待て」

圭は忍の一字で読み終わるまで待って話し出すと、何とシリーズ8冊全部「読み終わるまで待て」と。

圭は毎日「風林火山」へ行き、動かざること山の如しの坂場が、本を読み終わるのを待ち、ようやく説得開始。

しかし坂場は2年前の痛恨の大失敗から立ち直れず、もう飛ばないことにしたの一点張り。

圭はついに「飛ばない豚はただの豚ですよ」と、ジブリの名作『紅の豚』の名ゼリフを吐いてしまいました。

坂場は大激怒!
それは絶対に言ってはいけないセリフだったようですが、坂場は復活。
荒療治が成功したようです。

坂場大志は、今までのブランクを埋めるように、毎日猛特訓。
圭もパワーが欲しいとハード・トレーニングを自らに課します。

「全米を震撼させるような超獣パワーが欲しい」

もしかして、ブルーザー・ブロディのこと?

「バスを3台引っ張るくらいのグレートでアントニオなパワーが欲しい!」

これは完全にグレート・アントニオのこと。

作者の中村航さんは、大のプロレス好きと判明。

圭と坂場と一緒に猛特訓していたゆきな。

いよいよテストフライトの日。
チーム全員が集まり、実際に人力飛行機「アルバトロス」を飛ばします。

前で漕ぐのは高橋圭、後ろで漕ぐのは坂場大志。
ところが、飛行に失敗し、圭は左足首を骨折し、全治3ヶ月の大怪我。
夏の本番には到底間に合いません。

班長たちが集まり、幹部会を開き、圭の代わりを誰にするか話し合います。

坂場は、鳥山ゆきなしかいないと断固主張し、根性はあるし、絶対に本番まで出力も間に合わせると豪語。
ゆきなとしか飛ばないと言い張る坂場に、皆も真剣に検討。

ゆきなが圭に比べて未熟なのは誰もがわかることですが、一つ、軽量という利点があります。

圭と組むなら、坂場は無理な減量を強いられますが、ゆきなと組むならば、減量はせずにパワーアップに全力を傾注できます。

幹部会は、本番のパイロットを坂場大志と鳥山ゆきなに決定。

今度は、前を漕ぐのが坂場で、後ろを漕ぐのがゆきな。
二人は本番を目指して猛トレーニングを敢行。
退院した圭も加わり、杖をついたギブス姿のまま、ゆきなに付きっきりでコーチ。

誰の言うことも聞かない坂場が、ゆきなの言うことだけは聞くと皆は驚き、その原因が恋心にあるとは知らず。
ゆきなのことを、「猛獣使い」「危険物取扱者」「バカにつける薬を持ってる」と散々な言いよう。

ゆきなも調子に乗ってきて、圭のことを「爽やかサラダ野郎」
坂場のことはそのまま「このドアホウ」と口が悪い。

坂場大志と鳥山ゆきなのコンビでテストフライトも成功し、いよいよ本番。
鳥人間コンテストの朝を迎えます。

理系の甲子園と言われる鳥人間コンテスト。

もう恐れない坂場大志は、ゆきなとの信頼関係も完璧。
二人は強固な絆で結ばれていました。

最初は、女性に対して無礼な坂場を大嫌いだったゆきな。
でも、いつしか凄い根性の坂場先輩を深く尊敬し、どこまでも付いて行こうと思うようになっていたのです。

きょうも坂場先輩の背中を見て漕いでいるゆきな。
皆の熱い思いを乗せて、T.S.Lのアルバトロスが飛び立った!

今度こそ、今度こそ、15メートルで落下などという最悪の失敗は起こらず、ぐんぐんと安定飛行。

「飛んでる」

ゆきなは、初めて体験する飛行に、完全に興奮状態でした。

紛れもなく、自分は今、空を鳥のように飛んでいる!

その時、坂場大志の様子がおかしい。

「おれは、お前に言わなければなんねえことがあるんだ」

叫ぶ坂場に、勘の鋭いゆきなは、機先を制して、「いや、ないと思います!」

「あるんだよ!」

「ないです!」

二人とも漕ぎ続けているから息が乱れているのに、叫び合う。

「ゆきな」

「何!?」

「おれは、お前が好きだ」

まさかの空中での告白。

「告白ですか!」

「そうだ! おれはゆきなが、好きだ!」

「先輩! 今の本気ですか?」

「本気だ!」

「ごめんなさい! ちょっと見た目がタイプじゃないです!」

まさかの肘鉄!

「そうか!」

「そうです!」

「ぎゃふん、だな!」

坂場大志の恋は墜落しましたが、アルバトロスの飛行はまだ続いていました。

そしてついに、目標の10キロを超え、このままだと飛行禁止区域に到達する地点まで飛行。

途中で力尽きて落ちるのではなく、自ら湖面に着水するのです。

これは、間違いなく大成功。

結果は、堂々の第3位!

皆の夢は叶ったのです。

まとめ

映画で、フライトのシーンをどう撮影するか興味ありますね。

下が湖とはいえ、危険の伴う空中飛行。
実際の「鳥人間コンテスト」の映像を見ても、湖には何台ものボートがいて、人力飛行機が着水すると同時に駆けつけています。

湖に投げ出されたパイロットを救出しているようですね。

映画では、どこまでスタントを使うのか。

それともギリギリまで俳優が挑むのか。

映画の予告編が早く見たい心境です。