目の前で奇跡を目撃しました!

大相撲春場所13日目、12連勝で単独トップの横綱・稀勢の里が横綱・日馬富士に寄り倒しで破れ、肩付近を負傷という不運なアクシデント。

休場かと思われた稀勢の里は14日目も出場しましたが、横綱・鶴竜にほぼ数秒で寄り切られ、戦える状態ではないことは誰の目にも明らか。

それでもファンの思いは、「優勝はたぶん無理でも最後まで見届ける」と。
ところが稀勢の里は千秋楽で大関・照ノ富士を突き落としで破り、13勝2敗と並び優勝決定戦へ!

解説の舞の海さんが、「この10年これほどの大歓声は聞いたことがない」と感激。

そして稀勢の里は照ノ富士を小手投げで破り、奇跡の大逆転優勝!

堪えきれずに感涙する稀勢の里。
新横綱での優勝は、貴乃花以来22年ぶりの快挙です。

そして、こちらも約28年ぶりにあの懐かしの名作がテレビドラマとして復活します。

弘兼憲史さん原作の『ハロー張りネズミ』がTBSで7月からスタートの金曜ドラマで放送決定です。

ここではドラマ『ハロー張りネズミ』のキャストとあらすじ・見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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ハロー張りネズミ ドラマのあらすじは?

「やれやれ、今夜も張り寝ず視か」

そうぼやくのは、探偵の七瀬五郎。

アパートの前で張り込みをしている五郎。
彼のニックネームは、「張りネズミ」

髪型がハリネズミみたいだからというのもあるが、寝ずに張り込みをするところから、「張り寝ず視」(はりねずみ)と呼ばれるように。

東京の北のはずれ、下赤塚。
商店街を抜けて裏通りに入っていくと、古い看板が見えます。

泣く子も黙る?「あかつか探偵事務所」
七瀬五郎は、この探偵事務所の所員です。

仕事がなくて暇な五郎と、相棒の小暮久作は、あかつか探偵事務所の下にあるナスック「輝(きらら)」にいました。

仕事は優秀な二人ですが、無類の女好きでもある五郎と小暮は、きょうもスナックでバイトをしている萌美を口説いています。

ドンドン!

「ん?」

今、天井から凄い音が聞こえたような?

ドンドンドン!

これは所長の風かほるが事務所からストンピングをしている模様。
仕事が来たのか、「早く戻れ」という合図です。

五郎と小暮は、急いで事務所に戻りました。
サボる二人を叱咤する所長の風かほるですが、本人も昼間から酎ハイを飲んでいるので、今いち説得力に欠けます。

どうやら、依頼主が来ているようで、早速五郎と小暮は依頼主と対面。

川田の名乗るその男性は、驚くべきことを口にしました。
娘さんを一ヶ月前に亡くしたそうなのですが。

「娘を探してほしい」

「・・・・・・?」

この依頼に、五郎と小暮は・・・・・・。

原作は島耕作シリーズで有名な弘兼憲史さんの不朽の名作と呼ばれている『ハロー張りネズミ』

人情モノ、サスペンス、歴史ミステリー、国際犯罪からホラーに至るまで、まるでジャンルのレストラン。

ドラマも基本的に1話完結で、同じ作品とは思えない多種多様なジャンルが売りの一つです。

近年にない本格的な探偵ドラマをゴールデンで放送しようと、構想8年!

「刺激的なオトナの世界」で視聴者を魅了する、ハラハラドキドキの痛快ストーリーです。
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ハロー張りネズミ キャストを紹介

では、ドラマのキャストを紹介しましょう。

七瀬五郎/瑛太

通称「ハリネズミ」と呼ばれ、日頃はやる気があるのかないのかわからない態度。

しかし、いざ仕事となれば、抜群の行動力を発揮し、喧嘩も強く、さすがプロと思わせる嗅覚の持ち主。

女子が大好きでバカな一面もあるが、基本実直というか、熱い心を持った情熱家。

瑛太さんは、原作の七瀬五郎を見て、役作りがいらないほど近いと感じたようですよ。

主演の瑛太さんは、ドラマの見どころを語っています。

「起承転結がハッキリしているので、見終わって非常にスッキリすると思います。基本1話完結ですが、縦軸として人間の変化が起こっていくのが面白く、見どころだと思います」

四俵蘭子/深田恭子

謎の美女で、彼女の正体を誰も知らない。
ある事件で七瀬五郎と出会う。

昔は命懸けの危険な任務をしていた蘭子。

あかつか探偵事務所と、どう絡んでくるのかが見もの。

金曜ドラマ『下剋上受験』(2017年・TBS)でヒロインを演じた深田恭子さん。

今作でもヒロインを演じる深田恭子さんは、ユニークなコメント。

「台本を読んで、1冊1冊が映画を見終わったかのような不思議な印象を受けました。大根監督が女性に対してどういう演出をされるのか、今からドキドキしています。お手柔らかに。身を任せて撮影に臨んでいきたいと思います」

小暮久作/森田剛

あかつか探偵事務所の所員で、七瀬五郎の相棒。
通称「グレさん」

元ギャンブラーで鋭い洞察力の持ち主。

性格は明るく、五郎に負けない女好きだが、お化けが大の苦手。

主演映画『ヒメアノール』で狂気のある役を見事に演じた森田剛さん。

瑛太さんとは初共演で、ユーモラスな相棒をどう演じるのか楽しみです。

風かほる/山口智子

あかつか探偵事務所の所長。
人望があり、性格は豪快で、事務所には昼間から酒瓶が転がっている。

事務所の中で最年長で、風かほるも含めて皆独身。

TBSで2017年3月26日放送の『リーダーズ2』で、主演の佐藤浩市さんの妻役を演じた山口智子さん。

今作では、子供の頃に観ていた『太陽にほえろ!』の石原裕次郎さんや『Gメン75』の丹波哲郎さんのように、ボス的立場を担うとやる気満々!

見事に個性派が揃い、ドラマが本当に楽しみですね。

ハロー張りネズミ ドラマはここに注目

では、ドラマの見どころを見ていきましょう。

原作の『ハロー張りネズミ』がヤングマガジンで連載されていたのは、1983年~1989年です。

今回のドラマでは、昭和の物語を平成の現代に置き換えるので、当然ドラマオリジナルの設定やストーリーになると思います。

80年代はケータイがない時代ですから、張り込み中に事務所に電話をかける場合、公衆電話を探す必要があります。

スマホ世代から見れば、「当時の人はどうやって生活していたの?」と思うでしょう。

探偵にとって、スマホがあるのは本当にありがたいことです。

瑛太さんが子供の頃に観ていたのは、松田優作さん主演の『探偵物語』や萩原健一さん主演の『傷だらけの天使』

瑛太さんは探偵を見て、「カッコイイ!」「探偵になりたい」と思ったもの。

今作でも、今の少年が観て「カッコイイ!」と探偵に憧れるようなものを見せたいとやる気十分です。

そういう意味で、原作の世界観を大切にしながら、人情味溢れるヒューマンなドラマに仕上がることを期待しています。

韓哲プロデューサーが「今作で新しい深田恭子像を見せたい」と語りました。

『下剋上受験』では健全な役だった深田恭子さんですが、映画『ジョーカー・ゲーム』(2015年)では、なかなか刺激的。

スパイの深キョンは敵の手に堕ち、吊るされてゴーモンされるという体当り演技。

「なら今夜レンタルしよう」とか言ってちゃダメです、少し待ちましょう。

大根仁監督は福山雅治さん主演映画『SCOOP!』(2016年)で、かなり過激な描写を見せました。

今作、脚本・演出を手掛ける大根監督は、ゴールデンだろうと深夜放送同様に行くとリスキーな前のめり!?

いろいろな意味で期待をしましょうか。

スタッフ、キャストとも、いろんなチャレンジをして、スタートから飛ばすと語っています。

ミステリーやサスペンスは探偵モノとして普通にありますが、これに加えて超常現象やホラーまで炸裂してくるのは、今までにない探偵ドラマですね。

それでも、探偵モノは、映画とドラマで数え切れないほど扱われてきた題材です。

それだけに、全く新しい傑作に仕上げることができるか、試金石の一戦ですね。

ハロー張りネズミ 原作ネタバレ

では、ここからが原作ネタバレです。

ドラマと原作は時代も設定も違いますが、雰囲気や世界観は変わらないと思います。

ここは、あかつか探偵事務所。
所長の風かほるは、両足をデスクの上に乗せて、大口を開けて寝ています。

周りには酒瓶が数本転がっていて、それがいつもの光景。

七瀬五郎と小暮久作は、事務所の裏にある喫茶店で、いつものように休憩中。

「暇だな」と五郎が言うと、小暮も「おう」と、脱力全開の二人。

その時、マスターが、「実は、二人に頼みたいことがあるんだ」と話しかけてきます。

そして、「あそこに座ってるうら若い女性がいるだろう」

見ると、確かにかなりの美人が一人でコーヒーを飲み、読書をしています。

どうやらマスターはひと目惚れ?

「頼むよ、何とかアプローチしたいんだ。こんな気持ちになったのは初めてだ。これは仕事としてお願いするよ」

依頼内容は、彼女の名前やどこに住んでいるのか、どんな人なのかを探ってほしいというもの。

「彼女は日曜日にしか現れないんだ」

これは明らかに探偵の仕事と、早速小暮が腕組みして「うーん」と考え、「わかった! 彼女は日曜日休みの勤め人や!」

呆れる五郎は、「考え抜いたわりには次元の低い答えだな」

「それなりの報酬は払うよ」とマスター。

一応事務所を通してほしいということになり、マスターと一緒にあかつか探偵事務所へ。

「わかったわ、引き受けましょう」と快く承諾してくれた風かほる所長。

風かほるのポリシーは、
「お金持ちからはガッポリ。そうでない人からは・・・やっぱりガッポリ」

「そうだな」マスターも納得し、「あかつか探偵団はうちの大のお得意さんだし、この際お礼もかねて」

次の言葉を待つ三人。
「コーヒー券10枚でどうかな?」

「オオオオオオオオオオ!」と全員ひっくり返る。

人の話を全く聞いていないマスターですが、親しいよしみで、とりあえず謎の美人の追跡開始。

やはり次の日曜日もマスターの店に来た彼女。
彼女が店を出ると、五郎は尾行します。

すぐに住んでいるアパートを発見し、名前も「江田」とわかり、順調。

パンと牛乳を持って小暮もアパート前の張り込みに加わります。

「どうや、その後の動きはなかったか?」と聞く小暮。

「別にないな。全く静かなもんさ」

「何! そらヤバイ! 自殺しとるかもしれんぞ」

思い込みの激し過ぎる小暮に呆れる五郎。

翌朝、ついにドアが開きます。

「おい、グレさん起きろ。ターゲットが動き始めたぞ」

何と、出て来たのは彼女ではなく、黒いサングラスをかけた男!

「男やないか、チキショウ」となぜか悔しがる五郎。

「こらあかん! すぐに助けにいかにゃあ」

また早とちりする小暮を止める五郎。

「あの女は人妻だったのか」

同棲か、ただの友達の可能性も捨てきれない。

男の姿が見えなくなると、今度は彼女が出て来るのを待っていましたが、一日中出て来ません。

「何や、もう夕方やないか」とぼやく小暮。

「セールスマンを装って訪ねてみるか」

「おい、男が戻って来たぞ」

男はやはり彼女の部屋に入りました。

日が沈む頃、今度は彼女がドアを開け、外出。

ようやく忍耐の張り込みから開放され、二人で尾行開始。

彼女はスナックへ入っていきます。

危ない笑顔の二人は、いきなり「ジャンケンポン!」

負けた小暮は残念無念。

店に入ると五郎はカウンターの席に着き、「ちょっとマスター」

「へ?」

「あの隣のご婦人にマンハッタンをご馳走してあげて」

マンハッタンを彼女に出すマスター。

彼女はチラッと五郎のほうを向き、不機嫌そうな顔をすると、吸っていたタバコの火をブシューとマンハッタンで消し、席を立ちます。

「帰ります。お勘定してください」

蒼白の五郎は、「ふられた・・・」

ところが、急転直下!

彼女は五郎の後ろから小声で、「いらっしゃい、私のアパートで飲みましょう」

彼女と五郎が仲良く腕を組んで出て来たので、驚きと嫉妬心で怒り気味の小暮久作。

「・・・どないなっとりまんねん」

彼女のアパートの中へ消え行く五郎を見て、小暮は号泣!

「オーマイガー! 私めにもおめこぼしを!」

都会の片隅に埋もれる心の闇を調査する、あかつか探偵事務所。

まとめ

原作から想像すると、ドラマのほうも、かなりのギャグ連発で、笑えるシーンの連続かもしれませんね。
期待しましょう。

面白いドラマは、やはり笑いがあります。

『A LIFE~愛しき人~』のような、もろシリアスな医療ドラマでも、松山ケンイチさんと木村文乃さんの会話はほとんど漫才。

『東京タラレバ娘』や『突然ですが、明日結婚します』は、かなりコメディ要素が強くて、笑えましたね。

ドラマ『ハロー張りネズミ』も、瑛太さん、森田剛さん、深田恭子さん、山口智子さんなら、期待以上のことをやってくれるでしょう。