第40回日本アカデミー賞が各作品大接戦だったことは、受賞者の顔ぶれを見るとわかりますね。

最優秀助演女優賞は、『湯を沸かすほどの熱い愛』の杉咲花さん。

最優秀助演男優賞は、『怒り』の妻夫木聡さん。

最優秀主演女優賞は、『湯を沸かすほどの熱い愛』の宮沢りえさん。

最優秀主演男優賞は、『64-ロクヨン-前編』の佐藤浩市さん。

注目の最優秀作品賞は、『シン・ゴジラ』に決定!

最優秀アニメーション作品賞は、『この世界の片隅に』が受賞しました。

空前の大ヒット映画『君の名は。』は、最優秀脚本賞、音楽賞、話題賞を受賞。

そして、こちらも2017年の映画情報。

夜神里奈さん原作の人気コミック『兄に愛されすぎて困ってます』が6月30日~全国ロードショー決定!

ここでは映画のあらすじとキャスト、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
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兄に愛されすぎて困ってます 映画のあらすじは?

映画に先駆けて、日本テレビで4月12日~毎週水曜日深夜に、全5話でドラマが放送されます。

ドラマでは、主に妹の橘せとかと、兄の橘はるかの物語。

そして、映画では兄系イケメンがたくさん登場します。

高校2年生の橘せとかは、恋多き乙女。

ルックスも性格もいいのに、なぜかモテません。

「好きです!」

「ごめん」

何と告白12連敗中!

さすがに12回も失恋したら落ち込みます。

ところが、橘せとかにもモテ期到来。

何が原因かわからないのですが、突然イケメン男子から次々にアプローチをかけられる事態に。

1年先輩の美丘千秋は、甘いマスクで文句なしのルックス。

さらには病院長の息子のセレブ研修医からもアプローチ。

ただ一つ、せとかには障害となる人物が・・・。

バスの中で、せとかに告白しようとした男子がいて、せとかも言葉を待っているその時。

「ドン!」という凄い音とともにバスが揺れたので、せとかはびっくりして外を見ると。

「お兄!?」

自転車通学の兄がバスを蹴ったのです。

妹に近づく男子は全て「嫌な虫がついた」と決めつけ、妨害しまくり。

喧嘩が強く、鋭い眼光で睨みをきかせ、妹のガードをする兄・はるか。

お兄がいる限り、まともな恋愛ができそうもありません。

しかし兄のはるかは、妹のせとかのことがずっと好きで、でも兄妹はダメに決まっているからと心にブレーキをかけていました。

ところがある日、両親から妹のせとかは養子だと聞かされたのです。

衝撃の事実に号泣する妹と、励ます兄。
妹のせとかは悲しくて泣いたのですが、兄のはるかはこの奇跡に感動していたのです。

ずっと、ずっと、もしも、せとかが妹じゃなければと思っていた願いが、叶った嬉しさ。

この日からブレーキを外して本命彼氏の座を誰にも渡したくないはるか。

あくまでも兄としか思えないせとかは、困惑の日々。

「兄に愛されすぎて困ってます」

研修医と先輩とお兄の危険な恋のレースが始まります!

兄に愛されすぎて困ってます キャストを紹介

もちろん、ドラマと映画は同じキャストです。

橘せとか/土屋太鳳

高校2年生の多感な乙女。

告白12連敗でなぜこんなにモテないのかとショックを受けていたところへ、突然次々にイケメン男子に誘われて、モテ期到来!?

でも、ヤンキーな兄がことごとく邪魔をするので、なかなかラブストーリーに進展しません。

血が繋がっていなくても、兄は兄と思っているせとかは、兄の愛にドキドキしてしまう自分にも困惑。

土屋太鳳さんは、日本テレビの「ZIP!」で映画の見どころを語りました。

「ドキドキするのに何か泣いちゃったり、キュンキュンするのに、ちょっと切なくなったり、いろんな感情が、こう、かけめぐる映画になってます」

橘はるか/片寄涼太

高校3年生のヤンキー系ツンデレお兄。

妹のせとかとは近所でも評判の仲良し兄妹。

ずっと好きだった妹への思いを自分の胸に隠していたはるかは、妹と血が繋がっていないと知り、ブレーキが壊れて暴走気味。

喧嘩が強く、鋭い眼光で睨まれると皆怯んでしまいます。

ドラマは、『GTO』(2014年・関西テレビ)でレギュラー役を演じましたが、映画は全くの初出演。
その分新鮮で、コメントも熱いです。

「僕はまだ一生懸命やることしかできない。今回の原作に関しては凄くしゅんとした感じが印象的だったので、身体を絞ってビジュアルをまず意識した」

芹川高嶺/千葉雄大

芹川総合病院の院長の息子で研修医。
超毒舌セレブ系ののしり王子。
原作とは多少キャラ変あり?

千葉雄大さんは、2017年、今作『兄こま』を入れて6本の映画に出演予定と、勢いに乗っています。

美丘千秋/草川拓弥

橘せとかの1年先輩、高校3年生のホスト系スウィート男子。
どんな女も落とす自信のあるモテ男で、せとかもドキドキして翻弄されてしまいます。

芹川国光/杉野遥亮

芹川高嶺の弟で、橘せとかとは幼馴染。
せとかの良き相談相手でもあり、性格は優しい。
ヘタレ系塩顔男子。

ほかにも、大野いと、YOU、神尾楓珠、森高愛、川津明日香、越智ゆらの、近江谷太朗さんと、ベテラン・若手が揃い楽しみです。

兄に愛されすぎて困ってます 映画の見どころは?

それでは、映画の見どころを見ていきましょう。

土屋太鳳さんの活躍は本当に凄いです。

『人狼ゲーム ビーストサイド』『orange』『青空エール』と主演映画連発。

2017年も、今作『兄こま』のほかに、『PとJK』『トリガール!』『8年越しの花嫁』と主演映画が上映されます。

映画初出演の片寄涼太さんには、さすがに大先輩として「兄妹感が上手く出てたよ」と上から目線?のアドバイスをする土屋太鳳さん。

売れっ子同士のW主演よりも、新鮮に映るかもしれませんね。

とにかく土屋太鳳さんはモテまくりの役で、まさに恋のレースはデッドヒート!

主に3人、血の繋がっていない兄の橘はるかと、先輩の美丘千秋、研修医の芹川高嶺が橘せとかのハートを射止めるためにあの手この手。

どんな結末になるのか、全く予測がつきません。

展開としては、妹のせとかに近寄る男はみんな、兄のはるかが顔面パンチの洗礼。

でもそんな暴力的なやり方では、せとかに嫌われてしまいます。

せとかは隙だらけで、強く迫られると断れない性格だけに、結構危ないんです。

神聖なはずのキスも、簡単に唇を奪われそうな脇の甘さが目立つせとか。

兄としては気が気ではない毎日。

性格は乱暴でもせとかへの恋心は純粋なので、その気持ちが届くかどうか。

最初は兄だからと拒絶していたせとかが、徐々に気持ちが変わっていくプロセスも見どころの一つです。

土屋太鳳さん以外にも、女子生徒役で魅力的な女優がキャスティングされているので楽しみですね。

原作では、兄から見て美丘千秋が最強のライバルですが、このメンバーでは千葉雄大さんの存在感が段違いか。

映画では千葉雄大さん演じるセレブ研修医・芹川高嶺が、橘せとかのハートをつかみそうな予感。

最後の最後まで、勝利の女神が誰に微笑むのか、誰にも微笑まないという結末も可能性あるし、めまぐるしいラブストーリーになりそうです。
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兄に愛されすぎて困ってます 原作ネタバレ

それでは、多少映画と原作では設定が違うようですが、ここからが原作ネタバレです!

高校の授業の一端でオーストラリアに旅行へ行く橘せとか。

初めてパスポートをつくるために、戸籍抄本が必要となります。

これをいい機会に真実を話そうと決めた両親は、兄のはるかと、妹のせとかに、せとかは実は養子なんだと告げます。

信じ難い話に泣き崩れるせとか。

「こんな紙切れ一枚で何にもかわんねーよ」と励ますはるか。

「ありがと」

はるかは心の中で独白します。

・・・お礼なんか言うな。兄妹じゃないって知って、俺は嬉しかったんだ。

血が繋がっていないなら、せとかを恋愛対象と考えてもいいんだと完全に心のブレーキを外したはるかは、もともと積極的な性格。

激しくせとかに迫り、雷雨の夜、まさかのキス。

「!」

妹のせとかは、「欧米かっ!」と強烈顔面ビンタ!

「お兄とは絶交!」

柄の悪い不良3人組に絡まれたせとかは、お兄と絶交は早まったかと思ったその時、お兄が助けに入り、不良3人を殴る蹴る叩く!

お兄も怪我をしたので保健室に連れて行って手当てをするせとか。

ここでも、せとかを保健室のベッドに押し倒し、「好きだ」と迫るお兄。

せとかはドキドキしたものの、「頭打っておかしくなったんじゃん」と拒否。

この状況であろうことか、両親は北海道へ。

兄妹二人きりで2泊3日は危ないと悟ったせとかは、友達のみゆーの家に泊まります。

みゆーは、せとかを強引に合コンに連れて行きます。

合コンというよりかは、始めから遊園地での2-2デートで、みゆーと拓海は二人でどこかへ行ってしまいました。

せとかは仕方なくもう一人のイケメン男子・美丘千秋と二人で行動。

女慣れしている千秋は、余裕でせとかの体をタッチしたり、抱きしめたり。

そこへお兄が登場し、有無もなく千秋に顔面パンチ!

「もう、信じらんない!」と大激怒するせとかに、はるかは、「嫉妬でおかしくなりそうだ」

さすがにこんな言葉を言われたら、何も言えないせとか。

家に帰ると、はるかは再びせとかの腕をつかみ、迫ります。

その拍子に写真が床に落ちる。

まだ幼いはるかとせとかの写真が、ガシャーンと割れる向こう側で、はるかは、

「告白の返事、聞かせろよ」

「・・・私は、兄妹のままでいたい」

妹の気持ちを大切にし、待つことに決めたはるか。

しかし作戦変更で映画のカップルデーに二人で行き、兄妹とバレないようにカップルらしくと抱き寄せたり、手を握ったり。

(全然映画に集中できない!)と心の中でぼやくせとか。

兄に顔面パンチされた美丘千秋は、せとかを誘い学園祭へ。

顔に怪我したおかげで合コンもナンパもできないと笑顔でぼやく千秋。

責任を感じているせとかの心の隙をつき、傷が治るまでの間限定での付き合いを約束させてしまいます。

そこへ千秋のことを本気で愛している美沙が、親しげな二人を見て大ショック!

千秋はせとかに、美沙は別れた元カノと説明。

美沙は、「あんなに好きって、かわいいって言ってくれたのに、ウソだったの?」

「僕にとってはゲームなんだよ。難攻不落の女の子を落とすゲーム」

耳を疑う言葉に、美沙はその場に両膝をつき、泣き崩れます。

絶望する美沙の足下に野球のボールが転がってくる。

「すみません、ボール取ってください」

美沙はボールを拾い、窓越しに見える廊下を歩く千秋とせとか目がけて剛速球!

「危ない」

ガシャーン!

ガラスは激しく割れ、破片が飛び散る!

せとかは、恐る恐るゆっくり目を開けると、

「え、お兄?」

はるかの背中にはガラスの破片が刺さり、血まみれ。

でもせとかは、はるかが全身で庇ったので無事。

「嘘、ヤダ、血が」

「お前が無事ならそれでいい」

はるかは電光石火の早業。

まずは、ボールを投げた美沙のところへ行き、怒るかと思ったら、彼女を励まし、泣きたいだけ泣かせる。

美丘千秋は血まみれKO!

ほかの生徒も大騒ぎ。

はるかは、千秋と自分の喧嘩が原因でガラスが大破したと説明し、美沙を庇ったのです。

とにかく二人とも怪我をしているので、救急車で搬送されて同じ病室に入院。

せとかは美沙の激しい感情を目のあたりにして、改めて考えるのです。

「人を好きになるってなんだろう」

せとかは、はるかと千秋が入院している病院へ行きますが、ここで院長の息子の「若センセー」芹川高嶺と出会います。

まとめ

おそらく生徒役で出る大野いと、神尾楓珠、森高愛、川津明日香、越智ゆらのさんなど若手にも注目ですね。

第40回日本アカデミー賞といえば、千葉雄大さんも『殿、利息でござる』で新人俳優賞を受賞。

『兄に愛されすぎて困ってます』からも、来年、受賞者が出るでしょうか。

映画がクランアップして、主演の土屋太鳳さんが花束を受け取り、感涙しながら語ります。

「少しでもご恩返ししようと思ったんですけど、自分が力足らずで・・・・・・いつもたくさんの愛情をいただいてました」

多くの映画監督が土屋太鳳さんを起用したくなる一端が見えた気がします。