日本テレビで夜10時から放送の新水曜ドラマ『東京タラレバ娘』が面白い!

料理上手で長身なイケメンバーテンダーの奥田(速水もこみち)にプロポーズされた倫子(吉高由里子)

ついに自分にも幸せが訪れたと思ったのですが、フランス映画好きな奥田と趣味が合わず、一緒にいて疲れてしまい、ふと気づきます。

好きになろうと努力している時点で、もうそれは好きではないということ。

恋とは努力するものではなくて、落ちるもの・・・。

倫子は正直に奥田に自分の気持ちを伝え、別れます。

倫子と結ばれるのは、早坂哲朗(鈴木亮平)か、それともKEY(坂口健太郎)か、最終回まで見逃せません。

そして4月からの新水曜ドラマは、打って変わって重いテーマの『母になる

沢尻エリカさんが不運な母親役に挑戦します。

ここではドラマのあらすじとキャスト、見どころを紹介しましょう。

ぜひ、ご覧ください!
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母になる ドラマのあらすじは?

時代とともに、親子の関係も変わりつつあるのかもしれません。

ドラマや映画でよく聞かれるセリフ。

「わが子のことを本気で考えていない親なんかこの世に一人もいない」

しかし、このセリフが虚しく響くニュースは連日のように報道されています。

でも、わが子を自分の命よりも大切に考えている母親も大勢いることは事実。

そんな母にとって、子を失う悲劇は、想像を絶するでしょう。

出会いは16年前。
結衣は、カフェと間違うような洒落た書店で働いていました。

オレンジ色のエプロンをして一生懸命働く結衣は、21歳。

そこへ眼鏡をかけたスーツ姿の男性が本を買いに来ました。
彼は、柏崎陽一。

二人はやがて恋人となり、結婚します。

愛する人と一緒に暮らし、かわいい男の子も生まれ、幸福を満喫していた結衣。

子供も成長し、3歳になりました。
本当にかわいい時期です。

ある日、いつものように幼稚園の帰り道、わが子と手を繋いで歩いていた結衣が、ほんの数秒だけ目を離した一瞬、人生が変わりました。

子供がいないのです。

顔面蒼白になり、わが子を探す結衣ですが、どこにもいません。

誘拐という、まさかの出来事に遭い、うろたえる夫婦。
子供が一人で歩いていたところではなく、母親と一緒だったのに。

言葉には出さなくても、夫から責められているようで、いつしか二人の間にも亀裂が生じます。

子供を失い、夫を失い、家庭が崩壊してしまった結衣。

夫も、仕事は大学の准教授ですが、ショックを乗り越えることができず、引きこもってしまいます。

いったい誰が子供を誘拐したのか。
身代金目的ではなく、どんな方法でも母親になりたかった門倉麻子が、結衣の子を育てていました。

結衣の親しいママ友の西原莉沙子は、激しく落ち込む結衣を励まし、心を支えます。

そういう莉沙子も、子育てに行き詰まり、母親とはいったい何なのかと自問自答の日々。

月日が流れ、誘拐から9年後、思いがけず13歳になったわが子が、結衣のもとに帰って来ました。

しかし、彼は自分を育てた女性が母親だと思っているし、3歳の時とは当然見た目の違うわが子と、結衣もすぐには「親子」になれません。

多くの人の人生を狂わせた誘拐。

母親の立場になって考えれば、それが絶対にやってはいけないことだということは、簡単にわかりそうなのに、なぜ。

空白の9年間は埋められないし、一度壊れた家庭は、元に戻りません。

「母親」とは何か、「母になる」とは、どういうことなのか。

子を育てることが難しくなった現代社会に生きる女性の、様々な目線が描かれるヒューマン・ドラマ。

「最初からここまで出す?」と思わず驚くような刺激の強い、惹き込まれる作品です。
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母になる キャストを紹介

それではドラマのキャストを紹介しましょう。

柏崎結衣/沢尻エリカ

19歳の時に北海道から上京してきた素朴でピュアな女性。

陽一と書店で知り合い、その後結婚して男の子を一人授かります。

しかし息子が3歳になった時に、何者かに誘拐され、わが子と再会できたのは9年後。

信じ難い悲劇に見舞われた若い母は、一度壊れた家庭を取り戻そうとします。

沢尻エリカさんといえば、記憶に新しいのは、『ようこそ、わが家へ』(2015年・フジテレビ)で演じた神取明日香役。

昔のイメージを払拭するような、勇敢で、健康的で快活な「ニューエリカ」を思う存分魅せました。

沢尻エリカさんは、主演の意気込みを語っています。

母親役を演じるのは本当に難しいと思ったし、まだ実生活でも経験していないので、不安がありました。『母になる』ということは、女性にとって最大のテーマだと思います。明るいテンションで臨んで、家族の温かさを伝えていけたらと思います

門倉麻子/小池栄子

どうしても母親になりたかった女性。
結衣の子供を、7年間育てます。

離れ離れになっても、子供は麻子のことを実の母親だと思っています。

演技派女優には、常に難しい役が回って来ますね。

小池栄子さんは、自分が演じる麻子役についてコメントしています。

私にとって今までやったことがない役で、絶対に演じる価値があると感じました。麻子は、わが子ではない子供を7年間育てるのですが、それは彼女にとって幸せな時間でもあった一方で、葛藤でもあったと思います。絶対に面白くなるという確信があるので信じて付いて来ていただきたいです

西原莉沙子/板谷由夏

子育てについて深刻に思い悩む女性。
ママ友の結衣が子を誘拐されるという大悲劇に遭い、心の支えになります。

板谷由夏さんは、実体験と役柄を重ね合わせています。

莉沙子のように、子供を生んで育てながら『私は良い母親なのか?』と思う女性はいっぱいいる気がして、私もその一人かもしれません。『母になる』とはどういうことなのかは、実際に子供を生んでもわからなくて、『お母さんって何だろう?』と私自身も考えていますし、永遠のテーマでもあります

柏崎陽一/藤木直人

結衣の夫。
西原教授のもとで、人工知能の研究をしている准教授。

わが子を誘拐されたショックから立ち直れず、引きこもってしまいます。
妻の結衣とは離婚。

藤木直人さんは、ドラマの見どころを語っています。

現代社会でこれだけ家族のあり方が多様化するなかで、この『母になるとは?』というテーマを描いていくのはとても面白いし、女性の方は特に興味を持っていただけると思います

沢尻エリカさんは、藤木直人さんとは、『1リットルの涙』(2005年・フジテレビ)で共演。
小池栄子さんとは初共演。

板谷由夏さんとは、『ファースト・クラス』(2014年・フジテレビ)で共演しています。

ほかにも、重要キャストが名を連ねていますね。

陽一の母・柏崎里恵(風吹ジュン)
東欧大学理工学部教授の西原太治(浅野和之)
柏崎オート事務員の緒野琴音(高橋メアリージュン)
西原莉沙子の娘・繭(藤澤遥)
結衣と陽一の息子がいた児童養護施設の先輩・田中今偉(望月歩)

母になる ドラマの見どころは?

何といっても、沢尻エリカさんが、母親役をどのように演じるのか。

それも平凡な母親ではなく、絶対にあってはならない悲劇に遭遇した不運の母。

まさに女優として、新境地にどんどん挑んでいきます。

約12年前に共演している沢尻エリカさんと藤木直人さんが、初の夫婦役を演じるのも見どころの一つ。

藤木直人さんは、『THE LAST COP/ラストコップ』(2016年・日本テレビ)では、唐沢寿明さんと。

『嘘の戦争』(2017年・フジテレビ)では、草彅剛さんと。

何だか、主役と真っ向勝負する役が続いていますね。

今回もかなり苦悩する役です。

今作のキーポイントとなるのが、小池栄子さん。

母親の側に立てば、いかなる理由があれ、子供をさらったら誘拐犯でしかありません。

このストーリーを聞くと、どうしても思い出してしまうのが、角田光代さん原作の『八日目の蝉』です。

第35回日本アカデミー賞で、最優秀作品賞、最優秀主演女優賞、最優秀助演女優賞をはじめ、10冠総取りの大ヒット映画です。

小池栄子さんも「安藤千草」という重要な役で出演しています。

野々宮希和子(永作博美)は、妻子ある男性と不倫。

夫を車で駅まで送る妻というのは、どこでも見かける光景ですが、すぐに戻るからと鍵も締めずに赤ちゃんを置いて出かけるのは、あまりにも無用心。

希和子は、ちょっと赤ちゃんを抱くだけのはずが、魔が差し、抱いたまま家を出るのです。

言うまでもなく、わが子を奪われた母の人生も家庭もメチャクチャ。

誘拐した子供をわが子のように育てていたので、警察に引き離される時の永作博美さんの演技ではない本気の号泣は、多くの人がもらい泣き。

今作『母になる』では、結衣の子を誘拐したのが、麻子とは限らないようです。

誰がどんな理由でさらったのか、全く謎です。

育てたのは、麻子ですが、なぜ、そういうことになったのか、その経緯もドラマの中で描かれるのでしょう。

テーマが重いので、ドラマ全体が湿っぽくならないように、沢尻エリカさんが明るくハイテンションで撮影に臨んでいるようです。

沢尻エリカさんや板谷由夏が言うには、「かなりチャレンジな企画であり脚本」と。

ドラマの経験が豊富な二人が驚くのだから、内容に期待が持てますね。

視聴者の想像を超えてほしいと思います。

「母」がテーマの中心なので、母親に限らず、どんな立場・世代の人にも響くドラマになると思いますね。

まとめ

『八日目の蝉』は原作では、完全に希和子が主役ですが、映画では、誘拐された子が大人になってからの物語。

主演の井上真央さんは、「薫」と呼ばれていた不運の子・恵理菜を熱演。

実の母親だと思っていた人が誘拐犯で、見知らぬ人が実の母親と聞かされても、何が何だかわからず、感情が表に出ない子に・・・。

やはり子供の一生を考えても、絶対にあってはいけないことです。

それを百も承知で、今作『母になる』は、どう鋭く切り込み、説得力を持たせるのか。

やはり最後は役者の演技力に委ねられるのでしょう。