2016年秋ドラマ・テレビ朝日木曜よる9時は米倉涼子さん主演の『ドクターX』
何と平均視聴率21%と今季民放連ドラで断トツのトップを走ります。

「私、視聴率も失敗しないので」というデーモン・・・もとい、大門未知子のドヤ顔が浮かびますね。
岸部一徳さんも毎週のように病院の廊下をスキップしていますが、頷けます。

最後に全部ひっくり返す「水戸黄門的クライマックス」が日本人に受けているという分析もされていますね。

さて、2017年1月から同じ時間帯で放送されるドラマが決まりました。

就活家族~きっと、うまくいく~

ここでは、ドラマのキャストとあらすじ、そして見どころをたっぷり紹介しましょう。

ぜひ、ご覧ください!
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就活家族 ドラマのあらすじは?

あなたは、なぜ働くのですか?

究極の問いかけで一見シリアスなストーリーと思ったら、この深いテーマをユーモラスに描く『就活家族~きっと、うまくいく~』

本人たちは真剣そのものだけど、観ているほうは笑ってしまうというパターンでしょうか。

平穏無事な生活を送っていた家族。
父・富川洋輔(とみかわ・ようすけ)は大手鉄鋼メーカー・日本鉄鋼金属の人事部長。
いわゆるエリートサラリーマンです。

母・水希(みずき)は、生徒からも保護者からも信頼されている私立中学の国語教師。
長女の栞(しおり)は、宝飾メーカーで働いているOL。
栞の弟で長男の光(ひかる)は、就職活動に頑張っている大学生。

ごく平凡な家庭に、突然訪れた非日常の出来事。

洋輔は長年会社のために尽くして来て、会社役員への昇格も目前のところまで来ていました。
ところが、今まで地道に積み重ねて来た信用を、全部失ってしまう出来事が起きてしまうのです。

自分の地位とともに、心も崩れ落ちるような思いの洋輔。
リストラに携わってきた人事部長が、まさかのリストラ!
家族の顔が浮かび、転落の人生がよぎり、先が見えない不安に襲われるのです。

悪いことは重なるもの。
実は洋輔の妻・水希も、衝撃的な出来事に直面します。

そして娘の栞にも・・・。
彼女は、今働いている部署で横行するセクハラに悩んでいました。
そのため部署の異動を申し込み、その願いが叶ったのですが、異動した部署はもっと酷いところだったのです。

結局、水希も栞も辞めることになり、3人が同時に失職するというあり得ない事態に。
長男はすでに就活中なので、家族4人全員が一緒に就職活動をするという笑えない状況になってしまったのです。

仲が良いようで、実は秘密を抱えている家族。
家族だからといって、全てをオープンにできるとは限りません。

就職活動はいつの時代も大変なもの。
一生懸命頑張っているのに、空回りの連続で心も折れそうになります。

歯車は狂い始め、家族にも亀裂が生じ、良くない方向へ流れていくのです。

超高齢社会、終身雇用制度の崩壊、非正規雇用の増加、雇用形態の多様化・・・。
現代社会が抱える重要なテーマをドラマで描いていきます。

肩書きを重視する固定概念を消せない年配者。
肩書きなど大した価値とは認めていない若者。

「人にとって仕事とは何か?」

「人はなぜ働くのか?」

さらに深く掘り下げて、「生きるとはどういうことなのか?」

人々の悩みも多種多様な今の時代に一石を投じるドラマです。

就活家族 キャストを紹介

それでは、キャストを紹介しましょう。

富川洋輔/三浦友和

大手鉄鋼メーカー「日本鉄鋼金属」の人事部長。
信念を持って仕事に取り組んできたエリート。

新卒採用と従業員のリストラという難しい責務を担っていました。
部下からの信頼は厚いのですが、融通がきかず不器用な性格。

それが悲劇を生むことに・・・。

三浦友和さんは、久々となる連ドラ主演の意気込みを語っています。

テレビドラマでは真面目で堅物な役が多かったので、今回の洋輔という役は皆さんが抱いている私のイメージから少しかけ離れたものになるかもしれません。いい意味で皆さんを裏切るような主人公を演じたいと思っています

いえいえ、堅物のイメージはありませんよ。
今までも、無法者や刑事なのに真犯人、悪徳金融業の副ボスなど、どんな役でも演じきれる俳優というイメージがありますね。

富川水希/黒木瞳

私立中学の国語教師。
おっとりした性格で、マイホーム購入を夢見るごく平凡な母。

花が好きで、家を建てたら庭に花を植えようと思っていた矢先、マイホームどころではない事態に。
笑顔を絶やさない穏やかな性格ですが、家族を守るために戦う時は頼りになる一面も覗かせます。

『そして、誰もいなくなった』(日本テレビ)で悲しき黒幕を演じたばかりの黒木瞳さん。
今作の見どころをこう語っています。

水希も含め、富川家の4人がどんな就活をして、どんな風に着地するのか。ハラハラしつつも、そしてじれったくもあるような、そんなホームドラマになるのではないでしょうか

富川栞/前田敦子

富川家の長女で、宝飾メーカーで働くOL。
父親を持ち上げて小遣いをもらうなど、ちゃっかりしている性格。

セクハラに悩み、部署変えを希望したものの、行った先はもっと過酷で劣悪な部署でした。
家族の前では明るく振舞いながらも、本当の自分が出せない葛藤に苦悩します。

あちこちのドラマに呼ばれている売れっ子の前田敦子さんですが、栞についてコメントしています。

普通の日常を描いているお話なのに凄くスリリング。先を考えず、今を一生懸命生きる・・・これが今回栞を演じる上で心に留めていかなくてはいけないことだと思っています

富川光/工藤阿須加

富川家の長男で、就職活動中の大学生。
必死に頑張っているのに気持ちが空回りして上手く行かない就活。
苦戦しても何とかしようともがく光は、人と人のつながりや家族の大切さを学ぶのです。

『ルーズヴェルトゲーム』(TBS)では、本物過ぎる投手のホームが話題になり、ブレイクした工藤阿須加さん。
父・工藤公康監督直伝だったとは、なるほど納得ですね。

今作では鍵を握る役ですが、工藤阿須加さんは共演者について語っています。

三浦友和さんがお父さん、黒木瞳さんがお母さんと聞いた時は、楽しみな気持ちと同時にとても緊張しました。なるべく気負わず、ナチュラルな部分を出していけばいい家族像が作っていけるのではないかと思います

就活家族 ドラマの見どころは?

それでは、ドラマの見どころを見ていきましょう。

ドラマで初の夫婦役を演じる三浦友和さんと黒木瞳さん。
でも2004年公開のアニメ映画『Mr.インクレディビル』の日本語吹替版で声の出演を努めたお二人。

主人公のボブ・バーが三浦友和さんで、その妻・ヘレン・バーを黒木瞳さんが演じました。
黒木瞳さんもこの経験を活かし、「長年連れ添った夫婦感を出せれば」と意欲満々。

三浦友和さん演じる富川洋輔と黒木瞳さん演じる水希。
ともに今までの信頼を全て失うほどの衝撃的な出来事に直面するわけですが。
それが何なのかは語られていません。

どんな出来事なのか凄く気になりますね。

解雇されるほどの大きなミスなのか、それとも職場にいられなくなって自分から辞めたのか。
今のところ想像できません。

前田敦子さん演じる栞の辞める原因の一つは「セクハラ」だとはっきりしています。

ドラマでセクハラをどう描くのか。
法律でも各企業に「セクハラ対策」は義務付けられています。
事業主には、セクハラは絶対にあってはならないと全従業員に指導する責務があります。

相談窓口を設け、特に女性従業員が快適に仕事できる環境を整えなくてはならないはずなんです。
それでも職場からセクハラがなくならないのはなぜか。

まず、こういう対策をしている会社が実際どれだけあるか疑問。
少なくとも富川栞が勤める会社は対策などしていないのでしょう。

対策されていない会社では、まず上司がセクハラに対して無頓着で、どこからがセクハラか認識していません。
そのため日常的に無意識にセクハラをしていて、女性従業員が我慢しているというのが現状ですね。

まさか、お尻を叩いて「おはよう」は朝の挨拶などと言うシーラカンス上司はいないでしょうけど・・・。
とにかく、栞が部署異動を願い出るほどですから、我慢できないレベルのセクハラだったと察しますね。

告発するのも勇気がいて、会社を辞める覚悟がないと、なかなか言い出せないパワハラやセクハラ。
栞も勇気を振り絞ったんだと思います。

ところが、異動先はもっと酷かったという悲劇。
それがもっと酷いセクハラなのか、別のことなのかは語られていません。

栞と光は若いので、両親に比べたら就活も有利な気がしますが、どうやら大苦戦する模様。
一番大変なのは、年齢的に洋輔でしょう。

一から履歴書を書いて面接してというのは精神的にきつく、人脈があればいいのですが。
水希のように教師という資格を持っている人は就活にも強いですが、問題は「なぜ辞めたのか?」と聞かれること。

その内容が教師失格の出来事だと厳しいですね。

苦境も家族で守り支え合い、助け合えば乗り越えられるのですが、そこはドラマ。
いがみ合ってしまうんですね。
人は苦しいと人のせいにしたがるので、相手を責めて家庭崩壊の危機。

果たして富川家は、就活戦線に勝ち、理想の仕事に就き、苦難を乗り越えることができるのでしょうか。

これでシリアスだったら観ていて辛いですが、このドラマの特徴はユーモラスとミステリアス。
面接などを面白おかしく描き、さらに辞めた理由に陰謀めいたものも出てくるのでしょうか。

あと、栞にラブストーリー要素はあるのか。
魅力的な追加キャストの発表を待ちたいと思います。

『就活家族』の脚本は映画『ビリギャル』の橋本裕志さん。
『ビリギャル』は感涙率95%の大ヒット作ですから、期待しましょう。

まとめ

前田敦子さんも、工藤阿須加さんも、三浦友和さんと黒木瞳さんの前で「緊張しました」と。
二人とも怖いイメージはないですが、自分が生まれる前からスターの存在って、やっぱり緊張感があるのでしょう。

「ジェットコースター・ホームドラマ」と謳われている『就活家族』
ということは、急坂を転げ落ちるという甘いレベルではなく、「90度ストン!」ですか?

ホラーですね。

「きっと、うまくいく」というサブタイトルですが、全然うまく行きそうな予感がしません。
冬ドラマだけに、寒い時期に余計寒くなるのも見応え十分ですね。