NHK大河ドラマで人気の時代は二つ。
一つは、信長、秀吉、家康の時代。
もう一つは幕末ですね。

2016年『真田丸』も、2017年『おんな城主直虎』も家康の時代。
そして2018年大河ドラマは、幕末です!

しかも何と、あの英傑・西郷隆盛が主人公の『西郷どん
(ちなみに「さいごうどん」ではなく「せごどん」と読みます)

ここではキャストとあらすじや見どころを紹介しましょう。
大河ドラマの名シーンも振り返ります。

ぜひ、ご覧ください!
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西郷どん ドラマのあらすじは?

作は林真理子さん、脚本は中園ミホさんで今までにない西郷隆盛が描かれるようです。

『西郷どん(せごどん)』という呼び方は、西郷殿という敬愛の意味とともに、親しみを込めた呼び方でもあります。

鹿児島で生まれ育った西郷吉之助は、貧しい下級武士の子。
西郷の転機は、薩摩藩主の島津斉彬にその人物を認められ、斉彬のもとで働くことになります。

これは夢のような話です。

どこか光るものがある西郷を人材として発掘した島津斉彬の慧眼が凄い。
身分などで人を判断しない、斉彬の人柄が感じられる出来事です。

人一倍民を思い、どうしたら皆が豊かな暮らしを送れるかを、全く無名の頃から真剣に思索していた西郷。
だからこそ島津斉彬の「民の幸せこそが国を富ませ強くする」という考え方に、全身で共感し、師事するのです。

主君だから命令を聞くのではなく、心の底から斉彬を恩師として心酔していく西郷。
ある意味、身分制度が絶対のこの時代としては革新的な二人だったのです。

斉彬から信頼された西郷は、密命を受けて江戸へ京へと奔走します。
さすがに西郷に嫉妬する者も出てくるのは世の常。

西郷には欠かせない幼馴染の大久保は、親友であり、盟友になる男ですが、複雑な心情も見え隠れします。
大久保のほかにも、西郷は多くの人物との出会いがあります。

島津斉彬の養女となった篤姫。
死なばもろとも、月照とともに入水自殺をはかった義に篤い西郷。

28歳、35歳、39歳と3度も結婚している西郷。
波乱万丈の人生の中で、坂本龍馬との劇的な出会い。

西郷の人生の中でも大きな影響を及ぼす勝海舟。
武士であり、革命家であり、政治家である西郷隆盛。

歴史的な江戸城無血開城から、軍人として生きた西南戦争まで、怒涛のような人生。

その戦いの狭間で今までに描かれなかった西郷隆盛の愛が、本作の特徴のようです。

人を愛し、故郷を愛し、国を愛する心優しき人物。
しかしその反面、自分が国を変えてみせるという炎のごとき信念と大情熱。

あまりにも器が大きく、測れない、未だに歴史家の間でも賛否が分かれる西郷隆盛。

「稀代の偉人」という声もあれば、「青年を多く死なせて指揮官として失格」という厳しい指摘も。

実際の人物はどうだったのか、謎に満ちた西郷隆盛の生涯を、1年間かけてじっくりと描きます。
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西郷どん キャストを紹介

今のところ、発表されているキャストは主役だけです。

西郷隆盛/鈴木亮平

西郷隆盛を演じるのは、大河ドラマ初主演の鈴木亮平さん。

歴史が大好きな鈴木亮平さんは、もちろん西郷隆盛にも詳しいのですが、そこはプロの役者。
鈴木亮平さんはいつも、制作統括や脚本家とじっくり話し合い、方向性を決めてから役作りに入るのです。

太ったあとに「太らなくても良かったのに」と言われたら顔青いですからね。

西郷隆盛は、身長179センチ、体重116キロと言われています。
鈴木亮平さんは186センチなので身長は文句なしですが、体重はまた太るのか?

30キロ増量で挑んだ映画『俺物語』は記憶に新しく、風貌も西郷隆盛のイメージに似ていますね。
でも西郷隆盛の肖像画は本人のものではないと最近わかったので、再び増量するかどうかは未定。

クランクインが2017年夏ですが、鈴木亮平さんは、大河ファンにとって嬉しいコメントを語っています。

皆さんが知っている西郷隆盛像から大きくかけ離れたものにはしたくない

そして、大河ドラマ主演というとても重い責任を感じながらも。

西郷隆盛という男と薩摩の国がほとばしるようなエネルギッシュな作品にしていきたいと思っています

西郷どん ドラマの見どころは?

制作統括の櫻井賢さんは、「今の時代に再び現れてほしい人物」と。
明治維新から150年ということもありますが、大器の西郷隆盛を描くことで、時代の閉塞感を打破したいと。

また、女性の目から見た西郷隆盛というコンセプトがあります。
脚本を担当する中園ミホさんは、『花子とアン』や『ドクターX』を手掛けているので、面白いストーリーを期待したいと思います。

大河ドラマで西郷隆盛が主役になったのは、1990年の『翔ぶがごとく』
主演は西田敏行さん。

西郷隆盛といえば、やはり欠かせない重要人物は同じです。
大久保利通(加賀丈史)、島津斉彬(加山雄三)、勝海舟(林隆三)、坂本龍馬(佐藤浩市)
名優揃いですね。

西郷隆盛が主役の大河ドラマは、本作『西郷どん』で28年ぶり2度目。
それだけ重要役でも脇役だった西郷隆盛。
だからこそ西郷隆盛を主人公にした今回のストーリーは、かなり新鮮なんです。

西郷隆盛が準主役級で光が当たった大河ドラマは、何といっても『篤姫』ですね。
実は『西郷どん』で早くも賛否両論渦巻いているのが、西郷隆盛と篤姫の淡い恋。
大河ドラマには史実にない甘いラブストーリーなんか求めていないという声が少なくありません。

新しい若いファンを取り込みたいから、斬新なアイデアで勝負か。
しかし大河ドラマを昭和の時代から毎年観ている固定ファンが消えてしまったら、元も子もありません。
そこが難しいところですね。

『篤姫』での江戸城無血開城のシーンは、今でも思い出すと戦慄するほど感動します。

西郷隆盛(小澤征悦)は、江戸城攻めを断固実行すると決断。
戦を避けたい篤姫(宮崎あおい)は渾身の手紙を書き、幾島(松坂慶子)に託し、西郷も手紙を読みます。

情に篤い西郷は、手紙を読んでいるうちに落涙。
これは江戸城攻めをとどまってくれるかと思いましたが、西郷の心を変えることはできませんでした。

それでも諦めないで、戦を止める方法を模索する篤姫。
そして、いよいよ勝海舟(北大路欣也)が、西郷隆盛と会見します。

西郷は、口達者な勝海舟に丸め込まれまいと、富士山のごとく不動。
何を言っても押しても引いても微塵も動かない鉄の信念。
江戸城は攻め滅ぼすの一点張りです。

交渉決裂か。
帰ろうとと立ち上がりかけた勝海舟が、思い出したように、箱を見せます。

それは篤姫から西郷隆盛への贈り物。
箱の中身は、島津斉彬(高橋英樹)が、愛する娘である篤姫に書いた手紙の数々でした。

今まで富士山のごとく不動だった西郷が、斉彬の直筆を見て目をまん丸くし、驚き慌てて土下座した小澤征悦さんの渾身の名演技。
この時、西郷隆盛の心の中に何が起きたのかは、本人にしかわからないでしょう。

将軍よりも、帝よりも、恩師のほうが上という西郷隆盛の生き様に、人間的素晴らしさを見る思いがしました。
江戸で大戦が勃発し、江戸の町が火の海になり、日本国自体の力が弱まれば、他国が攻め入り、日本は植民地にされる。

江戸城無血開城は、その勝海舟の説得に西郷隆盛も納得したのが大きいわけですが。
それではあまり劇的とは言えません。

ドラマですから、劇的な演出は必要だと感じますね。

『篤姫』では、暗愚で知られる徳川家定(堺雅人)が、実は暗愚は世を欺く仮の姿で、頭脳明晰な政治に明るい征夷大将軍だったという設定。

『義経』では、追い詰められた義経(滝沢秀明)の自害を邪魔させないために弁慶(松平健)が仁王立ちのまま絶命した壮絶な最期。

しかし義経が光の馬とともに消える大胆なクライマックス。
これは義経がモンゴルに逃亡してチンギス・ハーンになったという伝説をほのめかすシーンでした。

史実の脚色は大河ドラマで何度も行われてきただけに、『西郷どん』でもありそうなんです。
もちろん『北条時宗』のように、二月騒動で死んだ北条時輔が実は生きていたというのは反則で大ブーイングでしたが。

『西郷どん』も、「もしかして人間・西郷隆盛はこういう人物だったのかもしれない」と思わせるようなストーリーに挑むようです。
特に西南戦争は大河ドラマでもあまり描かれていないので、なぜ戦争になってしまったのか?

どんな心情だったのか。
西南戦争での西郷隆盛の最期が最大の見どころでしょう。

西郷隆盛が主役となると、その周囲の重要人物を誰が演じるのか、凄く興味が湧きます。
大久保利通、島津斉彬、篤姫、勝海舟、坂本龍馬。
キャストが見どころですね。

2017年夏がクランクインなら、そろそろ決まっていくはずです。
とにかく追加キャストの発表が待ちどおしいです。

まとめ

西田敏行さん、小澤征悦さん以外に、大河ドラマで西郷隆盛を演じた歴代俳優は?
『徳川慶喜』の渡辺徹さん、『新選組!』の宇梶剛士さん、『龍馬伝』の高橋克実さん。

いずれもガッシリした体型が共通していますね。
鈴木亮平さんは、どんな西郷隆盛を見せてくれるのか、今から楽しみです。