2016年秋の土曜ドラマ『ザ・ラストコップ』で唐沢寿明さんが大暴れ。
観覧車のてっぺんから爆弾と一緒に海にダイブしたり、ルパン並みにビルからビルに飛び移ったり。

ジャッキー・チェンやトム・クルーズのように壁を走ったりとやりたい放題。
不死身の男とバディを組む窪田正孝さんは毎週巻き込まれて大変です。

しかし、2017年の新土曜ドラマは、あの俳優が本当に空を飛びます!

藤子・F・不二雄先生原作『中年サラリーマン左江内氏』を実写化。

スーパーサラリーマン左江内氏』が2017年1月期・毎週土曜よる9時から日本テレビで放送されます。

ここでは、ドラマのキャストとあらすじ、見どころを紹介しましょう。

最後に原作ネタバレもありますよ。

ぜひ、ご覧ください!
スポンサーリンク

スーパーサラリーマン左江内氏 ドラマのあらすじは?

役職は係長だけど、平凡なサラリーマンの左江内。
部下を積極的に飲みに誘うタイプではなく、仕事が終われば残業せずに真っすぐ家に帰るタイプです。

そんなに家庭が恋しいのか?

妻の円子(えんこ)は鬼嫁で言葉もきつい。
長女は思春期でどう接したらいいかお互いにわからない感じでギクシャク。
息子は言うことを聞かない。

円満な家庭とはほど遠いのですが、家で夕飯を食べるのが好きな左江内。
ある日、そんな平凡な日常を突き破る謎の男が左江内の前に現れます。

改札口で会い、左江内は電車に乗って移動したはずなのに、また同じ男が到着した駅にいる。
空でも飛んだのかと、左江内は焦ります。

なぜか付きまとうように同じ道を歩く見知らぬ男性に、左江内は声をかけます。
するとその男性は、「スーパーマンになってくれないか」と左江内に懇願。

もちろん本気にしませんが、娘が連れ去られて危機一髪。
娘を助けるために必要に迫られてスーパーマンになる左江内。

ほとんどマンガ(漫画だけど)

無事に娘を助けた左江内ですが、スーパーマンを譲り受けることになります。
もらったスーパースーツにはいろいろな力があり、事件を察知してしまうのです。

そうなると仕事中でもスーパースーツを着てスーパーマンに変身し、飛んで行くのです。
世界の平和のため、人々の安心のために飛び回る戦うスーパーマン左江内。

しかし本人の家庭問題のほうを早く解決しなくてはいけないありさま。

正義とは何か、平和とは、幸せとは?
そんな普遍的なテーマもあり、理不尽な世の中を正すべく、東奔西走するスーパーサラリーマン左江内。

家族には全く認めてもらえない足下から崩れている状況で、果たしてスーパーマンを続けることができるのか!?

スーパーサラリーマン左江内氏 キャストを紹介

それでは、ドラマのキャストを紹介しましょう。

左江内/堤真一

52歳の冴えないサラリーマン。
平凡な日常が、ある男の出現で非凡な日々に早変わり。

見知らぬ男(先代スーパーマン?)からスーパースーツを譲り受け、スーパーマンとなって活躍することに。

しかし肝心要の家族には尊敬どころか、全く相手にされない厳しき現実。

それでも正義感にかられ、世界平和のため、人々を守るため、スーパーマンとなって飛んで行く左江内。

今まで数えきれないほど多くのドラマに出演してきた堤真一さんが、日本テレビの連ドラ初出演というのは、ちょっと意外ですね。

衣装合わせで初めてスーパースーツを着た時は困惑したようですが、「嫌いじゃないかも」と。

堤真一さんは、社長、大富豪、武士から、刑事も犯人も警察官なのに犯人など、いろいろな役を演じてきました。

しかし、さすがにスーパーマンを演じるのは初めて。

堤真一さん自身わくわくしているようなコメントです。

共演の小泉今日子さん、そして、福田雄一監督とのコラボでどんな作品になるのか。2017年1月の土曜ドラマを楽しみにしていてください

左江内円子/小泉今日子

江佐内の妻・円子はいわゆる鬼嫁。
夫の左江内に結構辛辣な言葉で当たります。

実際問題、冴えない夫のことを全く信頼していません。

小泉今日子さんは「鬼嫁」について「完全なるミスキャスト」と笑いますが、周囲は「適役」「ハマリ役」という声がほとんど。

和を重んじる小泉今日子さんのコメントです。

堤真一さんとは久しぶりの共演です。息を合わせ、力を合わせ、面白い作品になるようにできたらと思います

小泉今日子さんと堤真一さんは、NHK大河ドラマ『武蔵 MUSASHI』(2003年)で共演しています。

ほかにも、謎の先代スーパーマンや、思春期の娘と息子、左江内の会社の同僚など、追加キャストの発表を楽しみに待ちたいと思います。

スーパーサラリーマン左江内氏 ドラマの見どころ

それではドラマの見どころを見ていきましょう。
原作はタイトルも異なり『中年スーパーマン左江内氏』です。

この作品が連載されていたのは1977年~1978年ですから、携帯電話もインターネットも普及していなかった時代。

今回は現代が舞台ですから、スマホもあるし、いろいろなものが変わっていますから、原作とはかなり設定などが変わると思いますね。

渋い堤真一さんが、スーパーマンの格好をして空を飛ぶ。
全く想像できません。

マントをたなびかせ、両手両足をピンと伸ばし、大きなベルトとブルーのスーパースーツで颯爽と登場。

一歩間違うとコントになってしまいがちですが、そこはプロ集団が見事にチャチではない演出をすることでしょう。

脚本・演出の福田雄一監督は、80年代、小泉今日子さんのポスターを部屋に貼っていたほどの熱烈大ファン。

NHK連続テレビ小説『あまちゃん』で小泉今日子さんは、昔アイドルを目指して夢を断念した役・天野春子を演じました。

そこからアイドル時代の小泉今日子さんに興味を持つ人が増え、当時の可憐なキョンキョンに「かわいい!」の嵐。

しかしアイドル時代に脅し系のどっきりカメラで怖いお兄さんに囲まれても全然ビビらなかったことから、度胸満点な性格がバレバレ。

度胸満点キャラは、そのまま現在も定着していますね。

『最後から二番目の恋』(2012年・フジテレビ)で小泉今日子さんは、相手役の中井貴一さんをケチョンケチョンに罵倒していました。

まさにマシンガンかミサイルのごとき噛まない止まらない言葉の弾丸。

今回は堤真一さんが完全KOされることに?

中井貴一さんは言い返す役でしたが、冴えない左江内氏は言われ放題の役なので大変です。

小泉今日子さんの恐怖の鬼嫁役に期待大です。

ドラマ的に、上手く行っていない思春期の娘と父・左江内が、心通わせるシーンというのはあるのか。

バラバラだった家族がスーパーマンになることにより、仲の良い家庭になるのでしょうか。

ともあれ、一週間の疲れを癒し、解消する土曜ドラマになるとスタッフも太鼓判。

平日に蓄積された疲れを吹き飛ばすような、痛快で爽快なストーリーを期待しています。
スポンサーリンク

スーパーサラリーマン左江内氏 原作ネタバレ

1979年と2016年では、時代背景が違うし、やはりスマホの有無は大きいですね。
スマホがないから、留守の奥さんや帰りが遅い娘と連絡がつけられません。

でも、原作から作品の雰囲気や方向性が感じ取れると思います。

定時になるとすぐにタイムカードを押して退社する左江内係長。
外に出ると、まるで待ち伏せしているような、サングラスをかけた見知らぬ男性の存在が気になるも、そのまま電車に乗ります。

電車に乗ってかなりの距離を移動したはずなのに、なぜかサングラス男が待ち伏せしています。

焦る左江内。

(空でも飛んだのか?)

後ろから尾行するように、同じ道を歩いて来るので、さすがに声をかけます。

「いったい君は・・・」

左江内が言いかけると、謎の男は。

「君は何者で何のために付け回すのかと聞くんでしょ。まとめて答えます」

そう言うと、男は誇らしげに胸を張り。

「あたしゃスーパーマンです。あんたをスーパーマンにするために付け回しておるのです」

疑いの眼差しでじっと見る左江内に、男は笑顔で。

「本気にしませんな。結構予想した通りです。いかがですか。駅前に引っ返して軽く一杯」

「僕は土曜の夜は真っすぐ帰ることにしてるんだ」

左江内は相手にせず、帰宅。

ところが、家は留守で鍵が締まっていて入れません。

仕方なく二人で屋台に入り、話に付き合います。

「せっかくですが、僕も宮仕えの身でして」と断る左江内。

「スーパーマン業に手を取られて会社をクビにでもなると。だからさあ、そこんとこはテキトーにやればいいのよ」

酒を飲みながら男は詳しく話します。

「昼休みとか、トイレのついでにちょこっとね」

すると店主も話に乗ってきます。

「そいでもし、スーパーマンになったとしたら、あのサーカスみたいな衣装やマントをつけるんですかい?」

「それ! それが肝心なのよ。あれは必ず着なくちゃならん。なぜか知らんがそう決まってる」

ということは、この人も誰かから譲り受けたのか?

「これ、ただのハンカチに見えるでしょ?」

「ええ」

男はバッとハンカチを広げると、瞬く間にスーパーマンの格好に変身。

「服の上からでも着れるところがみそです」

左江内と店主は驚くも、手品だと思って笑顔で拍手。

「いいんだ、いいんだ、早い話、あんたら二人とも酒の上の冗談としか聞いてないだろ」

屋台を出た左江内と謎の男。

「スーパーマンになりませんか」

「もちろん遠慮しときます」

家に戻ると妻の円子もいて無事帰宅。

「ごはんまだなんですか。ついでに食べてくれば良かったのに」

「土曜の夜はうちで食べると決まってる」

「ほんとに融通がきかないんだから」と厳しい一言。

大音量が聴こえてきたので、左江内は息子を叱ります。

「もや夫! ステレオうるさいぞ。何時だと思っとる」

娘がいない。

「はね子はどうした?」

「まだ帰らないんですよ」

「女の子がこんな遅くまで」

左江内は外へ出て娘を探しに行きます。

その頃娘は、ヘルメットを被った怪しい男に強引にナンパされていました。

「何すんのよ、はなしてよ!」

「いいじゃねえかよ、ちょっとばかし付き合えよ」

左江内が外に出ると、再び謎の男が登場。

「急いだほうがいい、こっちです」

「駅からはあっちの明るい道を歩くように言ってあるんですが」

「それを今夜は近道したのが間違いのもと」

男の案内通り、娘はヘルメット男に腕を掴まれていました。

「あっ!」

怒りの父・左江内は「この野郎!!」とヘルメット男に殴りかかるも、逆に殴られ、ボコボコに。

娘はバイクに乗せられ、連れ去られてしまいました。

傷だらけでKOしている左江内を上から見る先代スーパーマンは。

「気が気じゃないでしょ。ところがあんたには手も足も出せない。スーパーマンになりたいと思いませんか?」

「お・・・思う」

「そうこなくっちゃ!」

先代は左江内にスーパースーツを渡します。

スーパースーツはどんな体型の人にもフィットする不思議なスーツ。

「いやあ、ピッタリ決まってるじゃない」

「冷やかさんでください・・・あああ!」

突然体がフワッと浮いて、左江内は上空高く上がって行きます。

「ワッ、ワッ、飛び上がった!!」

上空で驚き慌てる左江内に、余裕の笑顔で手を振る先代。

「スーパーマンだもの」

左江内は見事にスーパーマンのように空を飛び、すぐにバイクに追いつきます。

空飛ぶ男に驚くヘルメット男。

地上に降り、バイクの前に立って道を塞ぐ父。

男は娘を下ろし、立ちはだかる左江内にバイクで突進!

しかし、左江内はカウンターのパンチ!

バイクは粉々に破壊され、男も完全KO!

娘もびっくり眼ですが、一番驚いたのは、左江内本人です。

こうして、左江内は、スーパーマンになったのです。

まとめ

原作の感じから、ドラマのほうも結構、スリリングなシーンが期待できそうですね。
『超人ハルク』や『マスク』のような、変身願望を刺激される要素もあるのかもしれません。

小泉今日子さんは、80年代のアイドル黄金期、『渚のはいから人魚』や『なんてったってアイドル』など大ヒットを連発。

上の世代に山口百恵さん、ピンク・レディー、松田聖子さん、下の世代には中山美穂さん、本田美奈子さん。

同世代ライバルは中森明菜さん、松本伊代さん、早見優さんとスーパーアイドルだらけの時代に、キョンキョンの愛称で確かな地位を築いていた本物のアイドルです。

今も輝きを放っている女優として、2017年も好スタートを切ってほしいですね。